ダイナエアーの省エネ補助金採択のニュース
ダイナエアー株式会社が提供する液式加湿空調機「LDAHUシリーズ」が、経済産業省の補助金制度に採択された。この採択は、資源エネルギー庁が行う「令和5年度省エネルギー投資促進・支援事業費補助金」および「令和5年度省エネルギー投資促進・需要構造転換支援事業費補助金」に基づき、具体的には『(Ⅱ)電化・脱炭素燃転型』と『(Ⅲ)設備単位型』というカテゴリーに分類されている。これにより、ダイナエアーの製品が補助対象設備として認定されたことは、同社にとって大きな前進を意味している。
補助金制度の詳細
この補助金制度は、革新的な技術や高い省エネルギー性能を持つ先進的な設備を評価し、企業が導入しやすくするために設けられている。これにより、最大で3億円の補助金が活用できる可能性がある。
LDAHUシリーズ製品の特徴
LDAHUシリーズの中でも特に注目すべきは、リキッドデシカント空調機や液式加湿空調機の3つのモデルである。これらは、高効率で外気の処理を行い、必要な温度と湿度を最小限のエネルギーで生成できる特長を持つ。
- - リキッドデシカント空調機(LDM-CR)型式: LDAHU■-MC、LDAHU■-MR
- - 液式加湿空調機(LDM)型式: LDAHU■-MC
- - 液式加湿空調機(LDU)型式: LDAHU■-U
これらの製品は、調湿空調機の核となる液体調湿剤(塩化リチウム水溶液とイオン液体を使用)を用いることで、接触する空気の温度と湿度を精密にコントロールすることができる。
導入メリット
今回の補助金採択により、企業は導入にかかる初期投資の負担を軽減できる。これにより、エネルギーコストの削減だけでなく、持続可能な社会への貢献も期待される。特に、環境意識の高まりとともに省エネ製品の需要が増えている中、ダイナエアーのLDAHUシリーズは今後ますます注目を集めることになるだろう。
今後の展望
ダイナエアーは、今後も省エネルギー性能を向上させ、持続可能な製品開発を進めていく方針である。今回の採択を契機に、より多くの企業が同社の製品を導入することで、エネルギーに対する意識改革が進むことが期待されている。また、補助金を受けることで導入が容易になるため、今後数年の間に市場でのシェア拡大が予想される。
詳細な製品情報については、
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