人的資本経営向上に向けた新戦略を探る実践検討会開催

株式会社エンファクトリーは、アデコ株式会社および株式会社ハッカズークと共に、2024年11月15日(金)に「人的資本経営・人材ポートフォリオ実践検討会」を開催します。今回のテーマは「持続的な人的資本の強化の鍵は動的な人材ポートフォリオにあり！～今人事が知るべき越境学習とアルムナイの最前線～」です。

この検討会は、人的資本に関する昨今のトピックを深堀りし、企業と個人の関係性を見直す新たな視点を提供することを目的としています。特に動的人材ポートフォリオは、伊藤レポートにおいてその重要性が指摘されていますが、実際にこの概念を企業の実務に取り入れているところはまだ少ないのが現状です。

このセミナーでは、柳川範之教授が基調講演を行い、動的人材ポートフォリオの現状と今後の展望について語ります。また、パネルディスカッションでは、実践企業の代表者とともに明日から始められる具体的な施策についての議論が行われます。

研究者と実務者の連携
本検討会は、アカデミアと実務界の架け橋を目指しており、東京大学などの研究機関と企業が共同で企画・実施しています。人的資本経営を推進するための具体的な施策を参加者と共有し、効果的な人材育成方法を模索します。柳川教授は、慶応義塾大学経済学部を卒業し、東京大学で経済学博士号を取得。その後、大学教授としてのキャリアを積み、多くの経済関連の委員会にも参加しています。

越境学習とアルムナイの重要性
本セミナーでは、越境学習やアルムナイの活用を通じた動的人材ポートフォリオの構築方法についても触れられます。越境学習は、異なる業種や分野の人々が集まり、相互に学び合う活動です。これによって新しいアイデアや視点を得ることが可能になり、企業のイノベーションを促進します。

加えて、アルムナイネットワークを利用することで、企業は卒業生や元社員と強固な関係を築き、いつでも相談できるネットワークを形成することができます。このように、企業は過去の人材をリソースと見なし、効果的に活用することが求められています。

参加無料・オンライン開催
参加は無料で、オンラインでの参加が可能です。企業の人事担当者や経営者はもちろん、人的資本に興味のある方にとっては貴重な機会となります。参加をご希望の方は、事前に申し込みを済ませる必要があります。

詳しい情報やお申し込みはこちらのイベントページからご覧いただけます。多様な人材の活用と教育の新たな視点は、企業経営にとっての必須課題ともいえるでしょう。本検討会がその一助となることを期待しています。