F.MEDの新たな挑戦
2024-09-18 19:10:11

九州のスタートアップ「F.MED」、マイクロサージャリー支援ロボット開発の未来を切り拓く

九州のスタートアップが切り拓く未来



福岡のスタートアップ企業F.MEDが、経済産業省の支援プログラム「J-Startup KYUSHU」に新たに選ばれました。この選定は、同社が開発を進めているマイクロサージャリー支援ロボットの事業化を加速する重要な契機となります。

J-Startup KYUSHUとは


「J-Startup」は、グローバルに活躍するスタートアップを育成するために、2018年から始まった経済産業省の取り組みです。2020年からは地域展開が始まり、九州では2021年12月から、政府機関や地方自治体の協力によって「J-Startup KYUSHU」が設立されました。これにより、過去2年間で33社が九州を基盤に選ばれ、その後さらに15社が加わることとなりました。

F.MEDのミッション


F.MEDは、九州大学先端医療オープンイノベーションセンターの現CTOである小栗氏が中心となり、マイクロサージャリー支援ロボットの研究開発を行っています。2021年には福岡市において法人を設立し、医療技術の進化を目指しています。これまでに、多くの支援を受けながら研究を進めており、2022年および2024年には、NEDOからも採択され、さらなる資金調達に成功しました。

マイクロサージャリー支援ロボットの可能性


マイクロサージャリーは、非常に繊細な手術を必要とする領域です。F.MEDが開発中のロボットは、これに特化したものであり、手術の精密度を向上させることが期待されています。医療現場において、その運用が広がれば、より安全で効率的な手術が可能になるでしょう。

これからの展望


F.MEDは、今後も開発を続け、2025年度に事業化を図る方針です。この挑戦に対して、関係者からのさらなる支援が期待されています。技術革新が進む中、F.MEDは九州から日本、そして世界へと展開していくことでしょう。

まとめ


F.MEDの取り組みは、九州の医療技術の未来を大きく変える可能性を秘めています。医療機器の開発という重要な分野で、同社がどのような成果を上げていくのか、今後の動きに注目です。地域経済を担うスタートアップとして、彼らの成長を見守っていきたいと思います。


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会社情報

会社名
F.MED株式会社
住所
福岡県福岡市博多区中洲5−3−8アクア博多 5F
電話番号
092-287-9554

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