フードロス削減に挑む試食会のご案内
フードロス問題は今や世界的な課題となっており、日本国内でもその量は令和4年度推計で約472万トンに達しています。これを受け、NPO法人まちのかぜは、食品ロスを減らすための新たな取り組みを行っています。本団体が主催する「防災食アレンジレシピ試食会」が、2024年3月30日(日)に東京・新橋にて開催されることが決まりました。
参加概要
今回のイベントでは、元帝国ホテルのシェフ、高田綾輝氏の協力のもと、防災食利用の新しいレシピを提案します。試食会は14時から17時まで、ニュー新橋コワーキングにて行われ、参加者はこれまでにない防災食のリアレンジを味わうことができます。
参加希望の方は、メールでの申し込みが必要です。タイトルに「3月30日防災食イベント参加希望」と明記し、氏名、職業、電話番号を記載したメッセージを送信してください。
子どもたちへの環境教育
まちのかぜは、フードロスだけでなく、地域創生や環境問題にも取り組んでいます。子どもたちが環境や経済を考える機会を提供し、未来に向けた希望を育てることが目標です。実際に、地域の子ども食堂を運営し、全国の子どもたちに無料でお弁当を配布する活動を展開しています。
防災食の重要性
食品廃棄物削減に関する国際的な目標が2030年までに各国で定められている中、まちのかぜは防災食のアレンジレシピを多くの人に広めることで、食の重要性を再認識してもらう活動も行っています。食品ロスを減らすためには具体的な行動が必要であり、この試食会もその一環として位置づけられています。
高田綾輝シェフの思い
高田氏は自身の子ども時代の体験を元に、料理の温かさと手作りの大切さを重視しています。「笑顔になってほしい」「幸せになってほしい」という彼の思いが込められた料理を通じて、参加者が新たな発見をする場となるでしょう。
協賛企業のご紹介
本試食会は、株式会社グリーンデザイン&コンサルティングとマザーiLAND189の支援を受けて開催されます。食品提供や人的支援により、より多くの人々にこの活動を知ってもらい、参加してもらうための基盤が作られています。
今後の取り組み
今後もまちのかぜは、フードロス削減に向けた様々な事業を展開していきます。子ども食堂での防災食レシピ普及やフードパントリーの開催を通じ、地域の食育と住民のつながりを強化する活動を続ける予定です。
お問い合わせ先
もし試食会について詳細を知りたい場合や興味がある方は、ぜひNPO法人まちのかぜまでご連絡ください。未来のためのこの一歩、一緒に進めていきましょう。