歩行空間の移動支援策が進化!データ活用で全国展開を目指すワーキンググループの開催
歩行空間移動支援ワーキンググループが始動
2023年7月1日、国土交通省は歩行空間の移動支援に関連するデータのオープン化を目的とした「歩行空間の移動支援に係るデータのオープンデータ化・利活用促進ワーキンググループ」の第1回会合を開催することを発表しました。このワーキンググループは、移動支援サービスの全国的な展開と普及を図るための重要な取り組みです。
目的と意義
このワーキンググループの設置目的は、歩行空間ネットワークデータやバリアフリー施設に関するデータを整備・更新し、さらにそれをオープンデータとして活用していくことです。これにより、誰もが円滑に移動できる環境の整備を加速させ、特に高齢者や障害者を含む移動に課題を感じているすべての人々にとって、安全で快適な歩行空間を提供することを目指しています。
会合の詳細
第1回目の会合は、2023年7月7日(月)の午後3時から5時まで、東京都千代田区の経済産業省別館で開催されます。参加者には、各種機関の代表者や有識者が含まれており、様々な観点から移動支援の普及・高度化について意見を交わす予定です。この会合はオフラインでのリアルタイム参加に加え、Webを通じた参加も可能です。
議題の内容
会合の議題は以下の通りです:
1. 歩行空間における移動支援の普及・高度化の取り組み
2. これまでの取り組み内容と今後の展開に関する検討
3. 今後の方針
このように、多岐にわたるテーマが議論されることで、実際の現場で必要とされるデータの活用方法について具体的な方向性が見えてくることが期待されています。
Web参加方法
Webでの傍聴を希望される方は、事前に登録が必要です。登録は2023年7月3日(木)午後5時までに行う必要があり、募集人数に限りがあるため、希望者が多数の場合は先着順となります。一社(団体)につき1名の参加に制限されていますので、ご了承ください。
データの公開に向けて
また、会議で使用される資料や議事の概要は、後日、国土交通省の公式ウェブサイトで公開される予定です。これにより、広く国民がその内容を知り、意見を持つ機会が得られることになります。
この新しい取り組みは、歩行空間における安全で快適な移動を実現するための大きな一歩です。今後の進捗に期待が寄せられています。
お問い合わせ先
ご質問や詳細については、国土交通省政策統括官付の伊藤または藤本までお問い合わせください。電話番号は03-5253-8111(内線53113、53115)で、より詳しい情報を得ることができます。