【NTT都市開発が2025年度グッドデザイン賞を受賞】
2025年度のグッドデザイン賞で、NTT都市開発株式会社が主催の公益財団法人日本デザイン振興会より、7つの物件が受賞の栄誉に輝きました。これにより、NTT都市開発の受賞歴は14年連続となります。受賞した物件は以下の通りです。
受賞物件一覧
1.
ジーライオンアリーナ神戸(兵庫県神戸市)
2.
MORI no KI TERRACE(広島県広島市)
3.
HiroPa(広島県広島市)
4.
HAROW(宮崎県宮崎市)
5.
ウエリスステージ元麻布(東京都港区)
6.
ウエリス代官山猿楽町テラス(東京都渋谷区)
7.
HARUMI FLAG(東京都中央区)
1. ジーライオンアリーナ神戸
この施設は、港町・神戸に位置し、1万人を収容可能なアリーナです。海に囲まれた立地を生かし、環境負荷を抑えるための「ZEB-ready」も取得しています。アリーナの形状はV字型で、周辺の広場との一体開発により、街の活気を引き出す重要な役割を果たします。また、飲食店舗が並ぶ低層部も設けられ、港の風景を楽しむことができる設計が評価されました。
2. MORI no KI TERRACE
広島県庁舎の敷地を利用したこのプロジェクトは、市民向けの店舗や芝生広場が整備されています。公共と民間が連携して作り出したこのスペースは、持続可能な公共施設の新しいモデルとして注目されています。過去の樹木を活用し、開放感のあるデザインが特徴です。
3. HiroPa
広島市に位置するこの公園は、地域の活動を支援するパークオフィスとして機能しています。都市の真ん中で、日常生活がより豊かになるような設計がなされています。スタジアムと公園、商業施設が共存し、市民にとっての癒しの空間を提供しています。
4. HAROW
宮崎市のこのプロジェクトは、地域の電話局をリノベーションし、町に開かれた新しい拠点を作り出しました。街との交流を深めるための工夫が凝らされており、地域経済の活性化にも寄与しています。
5. ウエリスステージ元麻布
港区に位置するこの集合住宅は、38年の歴史を持つ建物のリノベーションプロジェクトです。先進のデザイナーとのコラボレーションにより、新たな快適性とデザイン性を獲得しました。
6. ウエリス代官山猿楽町テラス
この住宅は、代官山という歴史的な場所に根ざし、地域の文化を再解釈したデザインが施されています。開放感のあるランドスケープデザインにより、住民と街とのつながりが強化されています。
7. HARUMI FLAG
オリンピック・パラリンピックの選手村跡地に立地するこのプロジェクトは、持続可能な都市デザインを目指しています。多様性を尊重しつつ、調和のとれた街並みを形成し、約4,500本の樹木を植樹しています。環境への配慮やユニバーサルデザインの観点からも評価されています。
まとめ
NTT都市開発が今年もグッドデザイン賞を多数受賞したことは、同社の持続的な成長とデザインの重要性を示すものです。今後も、より良い社会を目指し、デザインを通じて新たな価値を創出していくことが期待されます。
グッドデザイン賞とは
グッドデザイン賞は1957年から始まり、人々の生活をより良くするためのデザイン活動を評価する制度です。製品や建築、サービスなど広範囲にわたるデザインが対象となり、私たちの生活に如何に貢献しているかを評価するものです。