山陰合同銀行とMILIZEが協力、ゴールベースシミュレーション提供開始
デジタル化が進む中、金融業界でも様々な取り組みが行われています。その中でも、株式会社MILIZEが株式会社山陰合同銀行に対して新たに提供を開始したのが「ゴールベースシミュレーション」です。このサービスは、個人顧客が財務目標を達成するために必要な情報をすぐに取得できることを目的としています。
背景
山陰合同銀行は、2024年度からの中期経営計画においてデジタル化を進める「DX戦略」を掲げています。この戦略の一環として、「ごうぎんアプリ」の機能追加を通じて、地域に特化したスーパーアプリへと進化させる計画が進められています。また、デジタルマーケティングやオムニチャネル戦略を駆使し、事業の拡張を目指していることも特徴です。
さらに、同銀行は野村證券株式会社との提携を深化させ、お客様にとってよりパーソナライズされたサービスを提供することを目指しています。これにより、金融リテラシーの向上と共に、生活の質の向上を図ることを使命としています。
ゴールベースシミュレーションの特徴
新たに導入された「ゴールベースシミュレーション」は、利用者が設定した貯蓄目標に対する計画を明確にすることができます。このシミュレーションは、任意で選択した目標を最大3つまで設定することが可能で、必要な費用やその達成時期を自分自身で選ぶことができます。
また、資金を4つのカテゴリーに色分けすることで、どの資金を手元に保障し、どの資金を運用に回すのかを明確にすることができるのも大きな特徴です。これによって、お客様は自分自身のリスク許容度を踏まえた上で、達成度合いや進捗プランを確認することができるのです。利用者にとっては、非常にわかりやすく、利用価値の高いツールとなることでしょう。
今後の展望
株式会社MILIZEは、今後も山陰合同銀行との連携を強化し、「地域の夢、お客様の夢をかなえる創造的なベストバンク」という理念のもと、さらなるソリューションを提供する予定です。革新的なサービスを通じて、地域の金融サービスの質を向上させ、多様な顧客ニーズに応えていくことが期待されています。どのような変化が今後もたらされるか、金融業界の動向から目が離せません。
企業概要
山陰合同銀行
- - 設立: 1941年7月
- - 所在地: 島根県松江市魚町10番地
- - 事業内容: 銀行業
山陰合同銀行の公式サイト
株式会社MILIZE
- - 設立: 2009年4月
- - 所在地: 東京都港区芝浦4丁目12番38号
- - 事業内容: 金融工学、AI研究、フィンテックツールの企画・開発・運用
株式会社MILIZEの公式サイト
このように、金融業界が目指すデジタル化が実現する未来は、私たちの生活をどのように変えていくのか、今後が非常に楽しみです。