NTTアドバンステクノロジ、新しいRPAツールWinActor Ver.7.7.0を発表
2026年9月1日、NTTアドバンステクノロジ株式会社(NTT-AT)は、人気のRPAツール「WinActor」の最新バージョン、Ver.7.7.0の販売を開始します。このバージョンは、業務自動化の現場での活用をさらに進めるための充実したAI機能を搭載したものです。
AIヘルプ機能の重要性
今回の更新で注目されるのが「AIヘルプ」機能です。業務担当者がシナリオを作成する際や、エラーが発生した際に、リアルタイムで疑問を解決することが可能です。具体的には、専門的な知識がなくても対話形式で操作方法やエラー応答の情報を得ることができるため、業務の中断を最小限に抑えることができます。また、問題が発生した場合にその状況を画像やログとともに入力することで、さらに具体的なアドバイスを受けられるのも大きな魅力です。
このように、現場の担当者が自己解決できる環境が整うことで、業務改善の速度が加速します。AIヘルプは進化を続け、回答の精度と幅広い対応力を高めていく予定です。
利用環境の変化に対応
新たに強化された機能の一つに、VBSライブラリのPythonへの移行支援があります。これにより、古くから使用してきたラインブレーカのライブラリを無理なく段階的に新しい環境へ適応させることができるようになります。また、専用のライブラリの登録や一括最新化の機能によって、更新作業も軽減されるため、業務の保守運用がよりスムーズになります。
加えて、Microsoft 365環境向けに新たにOutlook操作ライブラリも追加されており、クラウドサービスが前提の業務環境での活用も一層容易に。これにより、リモートワークやフレキシブルな働き方をサポートします。
RPA市場におけるWinActorの位置づけ
WinActorは、2010年にNTT研究所で開発された技術を基にし、2014年に製品化されたRPAツールです。プログラミングスキルがなくても操作しやすいインターフェースを持ち、導入企業数は2026年6月には8,800社を超える人気を誇ります。この成功は、業務部門が主導して業務の自動化を進めるための機能が充実しているからこそ実現できたものです。
今後もNTT-ATは、WinActorの特徴である「現場フレンドリー」な操作性を維持しながら、生成AIや新たなAIエージェントとの連携を強化していくことで、企業の生産性向上に寄与し続ける事を目指します。これにより、AIトランスフォーメーション(AX)とデジタルトランスフォーメーション(DX)の実現にも貢献していくでしょう。
結び
新しいWinActor Ver.7.7.0は、生成AIとのさらなる連携が期待されており、業務自動化の新しい時代の幕開けを告げています。これは単に業務の効率化だけでなく、現場での継続的な業務改善へとつながる重要なステップとなるでしょう。