エシカルパソコン「ZERO PC」が再生モニターの新たな取り組み
もう一度、使える資源として再生されたモニターが、エシカルパソコン「ZERO PC」の展開を行うピープルポートによって3500台達成しました。この努力は、エンターテイメント業界の巨頭からの寄付を受けて実現したものです。特に、ゲームやアニメを通じて多くのファンを持つ株式会社スクウェア・エニックス、セガサミーホールディングス株式会社、株式会社バンダイナムコホールディングスの3社からの支援が寄せられました。
寄付活動の背景
ピープルポートは、2021年からこれらの企業との連携を行い、自社で使用されたモニターを寄付してもらう企画を進めてきました。この取り組みは、単にモニターの再利用を目的とするだけでなく、難民の雇用創出や子どもたちの教育支援、さらには廃棄物削減による環境保護という社会的な価値をも含んでいます。リユース・リサイクルの先駆者としての役割を担うピープルポートの活動は、業界全体に広がりつつあります。
ピープルポートの代表の思い
「私たちが3500台という節目を迎えたのは、寄付してくださった企業様のおかげです。寄付されたモニターは再整備され、今では難民や教育機関で新たな役割を果たしています。このような活動を通じて、環境的な負荷を減らすだけでなく、社会的インパクトを生み出していくことが重要です。」と、ピープルポート社の青山社長は語っています。
今後の展望と目指す未来
ピープルポートは今後も多様な企業と連携し、「廃棄物」を資源として認識する社会を目指しています。使用済み電子機器が未来を創造するための重要な資源となるよう、持続可能な社会の実現に向けて活動を続ける意向です。また、同社は新たなパートナーシップの模索を続け、企業や団体に対してもパソコンやモニターのリサイクル及びその重要性を広めていく方針です。
ピープルポート株式会社のコアビジョン
ピープルポートは、「不要になった電子機器で子どもたちと難民の未来をつくる」という理念の下で運営されています。具体的には、使用済みPCやモニターの回収・再生を行い、それを通じて教育支援や難民雇用の機会を提供するソーシャルビジネスとしての役割を果たしています。また、エコ意識の高い「ZERO PC」の開発・販売にも注力しており、この活動が循環型社会の実現に寄与することを目指しています。
お問い合わせ先
このような試みや取り組みにご興味のある方は、ぜひピープルポートの広報担当、田中香織までお問い合わせください。電話番号は045-550-7344、またはE-mailでの連絡も受け付けています。ご興味をお持ちの企業や団体の皆様とのさらなる連携をお待ちしています。