Anime Expo 2025で新たな体験を発信した「GENCHI」とは
2025年7月、北米最大級のアニメイベント「Anime Expo 2025」がロサンゼルスで開催され、株式会社toraruが提供するオンライン分身サービス「GENCHI」が初めて出展されました。このイベントは、日本のアニメとポップカルチャーを世界に発信するための重要な場であり、多くのファンが集まることが期待されています。toraruは、この機会に「GENCHI」を通じてリアルタイムの大阪を体験する新しい形の参加方法を提案しました。
この「GENCHI」は、リモートで現地のアクティビティを楽しむことができるサービスです。その結果、約700名の来場者がブースを訪れ、ユーザー登録をした方も250名に達しました。このオンライン分身サービスは、米国と日本の文化交流の新たな可能性を示すものとなりました。
リアルな大阪を体感する「GENCHI」
来場者は、スマートフォンを通じて大阪市ミナミの様子をリアルタイムで体験しました。来場者は、コントローラーを使って現地のギグワーカーに命令を出し、大阪の名所を自ら散策することができたのです。特に自動販売機での商品の選択や、実際に買い物をする様子は、来場者から好評を得ました。多くの声が挙がった中には、「本当に今、大阪にいるような気分になれる」と驚く声もありました。
海外出展の背景と目的
「Anime Expo 2025」への出展は、toraruが海外市場への展開を視野に入れ、インバウンド需要の拡大を図るための一環です。この展示会への参加は、観光市場の拡大が見込まれる中で、日本のポップカルチャーに関心を持ちながらも、訪れることが難しい人々にとって、非常に大きな意味を持っています。
これにより、toraruは、海外から日本への橋渡しをし、ポップカルチャーを愛する多くの方々にGENCHIを利用してもらうことを目指しました。来場者の中には、25〜30歳の年齢層の方が圧倒的に多く、特にロサンゼルス在住の日本のポップカルチャーを愛する人々が、この新しい体験を楽しむ様子が見受けられました。
新しい技術の導入
さらに、展示会では「IVY(アイビー)」という分身ロボットも登場しました。このロボットは、GINCHIの機能を体現するものであり、来場者が遠隔で指示を出すことで動き回ることができる様子が披露されました。将来的には、リモートワーカーとしてIVYを活用し、様々な場面でのアクティビティが可能になるかもしれません。
今後の展望
イベント最後には、toraruのさらなる計画として、万博への出展も予定されています。今後、より多くの人々に「GENCHI」を通じてリモートでの新しい移動体験を提供する機会が増えていくはずです。これからも、toraruは「誰もが自由に移動できる世界」の実現を目指して努力を続けていくことでしょう。
公式サイトとSNS
toraruの取り組みや新たな情報については、公式サイトやSNSでも発信されており、気になる方はぜひチェックしてみてください。
今回のAnime Expo 2025での出展は、toraruにとって新たな一歩であっただけでなく、未来の移動体験の在り方を示す重要なイベントとなったことは間違いありません。