エステの未来を切り開く「AJESTHE Beauty Festival 2025」を横浜で開催

AJESTHE Beauty Festival 2025: 横浜でのエステの祭典

2025年9月30日、神奈川県横浜市のパシフィコ横浜で「AJESTHE Beauty Festival 2025」が開催されました。このイベントは、一般社団法人日本エステティック協会（AJESTHE）によって主催され、厚生労働省や経済産業省などの後援を受けています。参加者は現地に集結し、YouTube配信も合わせて延べ2,135人を超える方々が参加しました。

会場では、協会の正会員が自らの機器や化粧品を紹介するブースが設営され、サロンの情報発信が行われました。ステージイベントでは、ソシオエステティックをテーマにした発表が行われ、現代のエステティシャンの新たな役割について探りました。

エステティックコンテストの熱気

本イベントのハイライトとなったのが、「第18回エステティックコンテスト」です。このコンテストでは、基本部門に28選手、応用部門に31選手、そしてエステティックカウンセリング部門には24チームが参加し、それぞれの専門技術を競い合いました。

基本部門では、札幌ビューティーアート専門学校から出場した佐々木瞭選手が金賞を獲得。応用部門では長野理容美容専門学校の柳沢春那選手が金賞と厚生労働大臣賞を受賞しました。さらには、エステティックカウンセリング部門では、沖縄ビューティー&ブライダル専門学校の屋宜望愛選手と札幌ビューティーアート専門学校の米田悠里選手が金賞に輝きました。

入賞者にはそれぞれ、次年度のエステティックコンテストへの出場権や、2026年に中国・上海で開催される「第48回技能五輪国際大会」の最終選考に進む権利が付与されるという重要な意味も持っています。

新しいエステティシャンの形

「社会とつながるソシオエステティック」に関するステージイベントも、注目を集めました。このセッションでは、エステティシャンが社会といかに関わり、価値を提供するかを議論する場となり、参加者の関心を引きました。現場からの声を交えた内容が紹介され、エステティシャンが持つ多様な可能性についての理解が深まったのではないでしょうか。

各部門での受賞者たちが、この特別な日を通じて得た経験やインスピレーションは、今後のキャリア形成において大きな財産となることでしょう。

これからのエステティック業界

「AJESTHE Beauty Festival 2025」を通じて、エステティック業界の未来に対する期待は高まる一方です。競い合うことで技術が向上するだけでなく、エステティシャン同士のネットワーキングも進み、業界全体の発展につながることが期待されます。今後もこのようなイベントが続き、多くのエステティシャンが集い、共に成長していく場が提供されることを願っています。