日本劇映画の魅力
2025-03-28 14:19:15

新たに開設されるWEBサイトに注目!日本劇映画の魅力を再発見しよう

新たに開設される日本劇映画特設サイト



国立映画アーカイブは、国立情報学研究所と共同で新しいWEBサイト「はじまりの日本劇映画 映画meets新派・新劇・新国劇」を2025年3月28日(金)に公開することを発表しました。このサイトは、当館が所蔵する映画コレクションを配信する6番目のプラットフォームとして立ち上げられます。

日本の劇映画の歴史と新派、新劇、新国劇の関係


本サイトでは、日本の劇映画が外国映画の影響を受けつつ発展していく過程を探ります。特に、新派、新劇、新国劇といった近代演劇が映画に与えた影響やその関連性に焦点を合わせます。たとえば、可燃性ポジフィルムからデジタル化された『寒椿』(1921年)をはじめ、貴重な9作品を公開予定です。これにより、映画と演劇の深いつながりについて考察できる新たな視点が提供されることでしょう。

話題の配信作品一覧


このサイトで公開される作品には、以下のような重要な映画が含まれています:
  • - 『寒椿』:水谷八重子(初代)と井上正夫の初共演作。
  • - 『収穫』:映画女優第1号とされる花柳はるみが主演。
  • - 『街の子』:不良少年の更生を描いた社会教育劇。
  • - 『高田馬場』:新国劇の創設者が手掛けた幻のフィルム。

これらの作品は、日本の文化史における重要な一部を形成しており、映画と演劇の融合を楽しむ貴重な機会を提供します。

専門家による充実した論考


さらに、本サイトでは、演劇研究者の神山彰氏、演劇評論家の大笹吉雄氏、熊本県立大学の羽鳥隆英准教授といった専門家による論考も掲載されます。それぞれの論考では、映画と演劇の豊かな関係について深く掘り下げ、訪問者が日本の映画史を新たな視点で理解するための手がかりを与えます。

豊富な関連資料


国立映画アーカイブの活動の一環として、本サイトでは、配信作品に出演した俳優たちのポートレートや舞台関連の貴重な写真も紹介します。映画の一場面やスナップショット、スチル、ポスターなど、多岐にわたる資料が集められています。これにより、映画ファンや研究者にとっても、見逃せない内容となるでしょう。

まとめ


日本の劇映画の根源に迫り、演劇との密接な関係を探求する「はじまりの日本劇映画 映画meets新派・新劇・新国劇」は、歴史に名を刻む名作と共に、現代の視点でその魅力を再発見するための素晴らしいプラットフォームとなることが期待されます。ぜひ、2025年3月28日以降、公式サイトでの海のダイビングをお楽しみください。

サイトのリンクはこちらをクリックして、詳細な情報をご確認ください。


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文化庁
住所
京都府京都市上京区下長者町通新町西入藪之内町85番4
電話番号
075-451-4111

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