「premedi」が大賞受賞
2025-05-20 14:20:49

新規事業大賞を受賞したキリンのAI置き薬サービス「premedi」

調剤薬局向けのAI置き薬サービス「premedi」は、キリンホールディングスと協和キリンの共同設立企業、Cowellnexが手掛ける注目のプロジェクトです。このサービスは、薬局での処方薬の在庫管理を効率化するためにAI技術を活用しています。最近、この「premedi」が「日本新規事業大賞 by Startup Japan 2025」で見事に“大賞”を受賞しました。これは、スタートアップだけでなく、長い歴史を持つ企業からの新しい取り組みが評価されるイベントであり、2024年に始まったものです。

この賞は、事業化に向けた努力を続ける企業にとっての重要な指標であり、「premedi」の受賞は、その技術力と事業の可能性が広く認められたことを意味します。今回の評価の基準となったのは、事業が直面する医療現場での課題をいかに克服してきたか、さらにはPMF(プロダクトマーケットフィット)を実現する能力でした。

実際、キリンは、業界内におけるロングテールの医薬品の市場をターゲットにしつつ、業務の効率化を図るためにこの事業を進めていると言います。審査員からは、キリンの知識や資源を最大限に生かしながら、新たな市場を切り開こうとするその姿勢が高く評価されたとのことです。特に、関与するチームの情熱や代表者の人柄も、今回の受賞には大きな影響を与えました。

Cowellnex株式会社の田中吉隆さんは、「premedi」の事業責任者として、受賞を受けて感謝の意を表現しました。彼は、このサービスが薬局の現場と共に育まれてきたものであることを強調し、その取り組みが認められたことに感激している様子でした。また、「今後も事業をさらに拡大し、キリングループとして薬局、社会全体に価値を届けていきたい」という抱負を語っています。

「premedi」は、単に薬局の在庫管理を効率化するだけでなく、健康を取り巻く社会課題の解決にも貢献することを目指しています。今後の展開に注目が集まる中、キリン及びCowellnexがどのような新しい価値を提供していくのか、期待が寄せられています。この新規事業が成長し続けることを願うばかりです。

「日本新規事業大賞」は、企業内新規事業の発展を促進するための場として位置づけられており、歴史ある企業からの革新的な取り組みを表彰することを目的としています。受賞内容は、昨年のイベントに引き続き、企業の新しいビジョンと実現に向けた努力を称えるものであるといえるでしょう。

今後もキリンの活動は、地域社会や医療現場における革新を伴うものであり続けるだろうと予測されます。このような企業の取り組みが、私たちの生活をより豊かにしていくことに期待が寄せられています。


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会社情報

会社名
キリンホールディングス株式会社
住所
東京都中野区中野4-10-2中野セントラルパークサウス
電話番号
03-6837-7000

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