乳幼児ママ・プレママの防災意識調査2024
株式会社明治は、日本全国の乳幼児を持つママやプレママを対象に、備蓄や防災に関するアンケート調査を実施しました。この調査は2019年以降で4度目となり、多くの母親たちの防災への意識が年々高まっていることが浮き彫りになりました。
関心が高まる防災意識
2024年は、多くの自然災害が発生し、全国的に防災対策への関心が高まっています。調査結果によると、参加者の94.6%が「災害報道を見聞きして、準備・対策を行いたい」と回答しています。また、大規模な災害を想定した準備が「十分できている」と認識している人は、昨年に比べて12.5ポイントの増加を記録しました。
特に南海トラフ地震の情報を受けた地域ではなくても、93.9%の人々が備える意思を持ち、災害対策グッズに関する情報収集や備蓄品目の増加など、積極的な行動が見受けられます。このような現状は、母親たちの危機感を示すと同時に、子供たちの安全を守るための努力を感じさせます。
フェーズフリー商品への関心
興味深いことに、「フェーズフリー認証商品を購入したい」と回答した母親は73%に達しています。しかし、フェーズフリーの概念を理解しているとの回答はわずか3.7%。この調査を契機に、フェーズフリーに関する理解がさらに深まることが期待されています。フェーズフリーとは、日常と非常時の両方で役立つ商品やサービスを普及させる取り組みです。
増加する液体ミルクの備蓄意識
さらに、0〜2歳未満の子どものいる家庭では、液体ミルクの保管・備蓄が52.1%に上り、特に「日常で使用しながら備蓄している」との回答が増えています。この傾向は2020年と比較すると17.2ポイントの増加です。非常時にも安心して使える液体ミルクが、日常的に使用されることで、より一層安全性が高まります。
まとめ
年が明けると、みなさんは能登半島地震から1年、阪神・淡路大震災から30年の節目を迎えることになります。異常気象の影響が増す中、日頃からの防災意識がこれまで以上に重要となっています。明治は「赤ちゃんのいる家庭のフェーズフリーな暮らし」を目指し、日常的な防災対策を推進する活動を続けています。
明治ほほえみ防災プロジェクト
「明治ほほえみ防災プロジェクト」は、子育て世代の防災意識を高めることを目的に、明治が立ち上げた取り組みです。災害備蓄の重要性や方法を啓発するため、特設サイトや小冊子を通じて情報を提供しています。また、自治体主催のイベントでも必要な備えについて助言を行い、乳幼児家庭の安全を守るために努力しています。
このように、母親たちの備蓄意識や防災対策が進化している中、明治はさらなる啓蒙活動を通じて、子供たちの安全を第一に考えた取り組みを推進していく所存です。