ヤプリの新サービス「Yappli UNITE」が注目を集める
株式会社ヤプリ(東京都港区)は、2023年8月に開始した従業員エンゲージメント向上サービス「Yappli UNITE」の導入企業が100社を超え、利用者数が50万人を突破したことを発表しました。このサービスは、企業と従業員の結びつきを深めるノーコードアプリプラットフォームを活用し、従業員のエンゲージメント向上を目指しています。
「Yappli UNITE」導入の背景
昨今、企業における人的資本情報の開示が義務化され、その重要性が高まっています。HR総研の調査によると、人的資本経営に力を入れている企業は70%に達しており、経営方針やビジョンの浸透が大きな課題となっています。コロナ禍を経た働き方の変化もあり、企業内の情報格差や社員間のつながりの減少が懸念される中、「Yappli UNITE」は企業が直面するこれらの課題を解決するために開発されました。
「Yappli UNITE」は、自社オリジナルの従業員向けアプリを制作・運用でき、企業理念の発信、業務情報の共有、人材育成などの機能を一元管理することが可能です。時間や場所を問わず情報を届け、イキイキとした組織づくりを促進しています。
利用者数50万人の意義
現在、「Yappli UNITE」で制作されたアプリは多様な企業で利用されており、累計50万人以上の従業員が活用しています。この数は、アプリ起動時の端末数を基に算出されています。
このプラットフォームは、情報の浸透だけでなく、エンゲージメントの向上に向けても効果的です。例えば、社内報の電子化や出欠アンケート機能を用いたカスタマイズが可能で、企業独自のアプリコンテンツを作成することができます。
企業の取り組み事例
ANAホールディングス株式会社
ANAは、アプリ「ANA Book」を導入することで、経営ビジョンを現場に浸透させており、リアルタイムでの情報発信を通じて従業員のエンゲージメントを高めています。また、社内イベントの案内や「Good Jobカード」制度を設けることで、従業員間のつながりを深める取り組みも行っています。
株式会社TBSテレビ
TBSは、「TBS Cloud」というアプリを活用して社内システムの情報共有を改善しました。社員が手軽に情報を取得できるように設計されたこのアプリは、部門ごとのプッシュ通知機能を活かし、個別に情報を発信しています。さらに、ゲーム要素を取り入れたコミュニケーション施策によって、社員のアプリ利用を促進しています。
Yappli UNITEの活用法
Yappli UNITEは多彩な機能を活用した施策で、組織内のつながりや共感をさらに促進します。
1.
社員同士のつながりを促進する機能:共通の目標を明確にし、横のつながりを生み出します。
2.
楽しさを取り入れたタスク管理:タスク達成時にポイントを付与し、モチベーションを向上させる仕組みを採用。
3.
デジタル社員証の導入:物理的な社員証をアプリに統合し、利便性とセキュリティを向上させました。
今後の展望
今後ヤプリは、Yappli UNITEを通じて企業と従業員の結びつきをさらに強化していく考えです。デジタルとリアルの融合によって、新しい組織コミュニケーションが生まれ、エンゲージメントの向上につながるでしょう。さらに、EX領域への取り組みを強化し、幅広い分野でのイノベーションを支援していく所存です。
Yappli UNITEは、2023年8月にスタートした従業員エンゲージメント向上サービスで、企業と従業員を安全に結びつけるアプリプラットフォームを提供しています。電話やメールではなく、アプリを通じて従業員に直接アプローチできることで、活気に満ちた企業文化を醸成しています。ヤプリは、モバイルテクノロジーを通じて誰もが利用しやすい環境を構築し、企業の成長を支えているのです。
詳細は、
Yappli UNITEをチェックしてください。