愛知県豊田市で学習データを活用する新たな取り組み「キュビナ」

豊田市と学習eポータルの連携

株式会社COMPASS（東京都文京区、代表取締役：佐藤潤）は、愛知県豊田市との新たな教育プロジェクトを発表しました。これは、同社が提供するAI型教材「キュビナ」の学習データを豊田市の教育ダッシュボードへ連携するものです。これにより、地域の教育の質を向上させることを目指します。

AIとデータで進化する教育

近年、教育現場ではデジタルサービスの活用が進み、特に「1人1台端末」の環境下では、教育データをどのように利活用するかが重要な課題となっています。COMPASSは、子どもたちの個別的な学びを支援するために、様々な教育関連サービスとの連携を推進。これまでに、高知県や奈良市などとの取り組みを通じて、教育データの統合的な活用を実現してきました。

今回の豊田市との連携も、その一環であり、キュビナを通じて日々蓄積される学習データを利用し、教育ダッシュボードを刷新します。これにより、子どもたちの学びがさらに具体的かつ効果的になることが期待されます。

豊田市の教育ダッシュボード

豊田市の教育ダッシュボードは、教育データを可視化し、分析を容易にすることで、教育現場での意思決定をスムーズにする仕組みです。今回のデータ連携により、学習者個々の学習状況や習熟度が詳しく把握できるようになり、教員がより精度の高い指導を行うことが可能となります。

充実した学習データ

連携される学習データは非常に多岐にわたります。例えば、児童生徒が解答した問題の正誤や、解答にかかった時間、さらには解説理解に要した時間、習熟度スコアまで幅広くカバー。これにより、教師は生徒一人一人の特性を理解し、適切な支援を提供できます。

特に、キュビナはこれまで全国2,300校で100万人以上に利用され、累計の解答数は30億件を超えています。その実績からも、確かな信頼性を持つデジタル教材といえるでしょう。

個別最適な学びの実現へ

COMPASSは、今後も「キュビナ」を通じてすべての子どもたちが取り残されることのないような個別最適な学びを提供するリーディングカンパニーを目指します。キュビナでは、教育の質を高めるための様々な取り組みが進行中であり、教育の未来を切り拓く存在となることを目指しています。

さらに、COMPASSは、全国の自治体や学校と連携しながら、地域に根差した教育支援を行いつつ、今後も引き続き新しい取り組みを展開していくことを誓っています。これからも、愛知県豊田市を含めた全国の教育現場で、AIを駆使した先進の学習環境が広がっていくことでしょう。