飯能市立博物館で特別展「飯能の山をゆく」が開催中！歴史と自然の魅力に迫る

特別展「飯能の山をゆく旅の歴史と自然へのいざない」

飯能市立博物館では、令和6年10月13日から12月8日まで特別展「飯能の山をゆく旅の歴史と自然へのいざない」を開催しています。この特別展では、飯能市に広がる美しい山々とその歴史に焦点を当て、来場者に新たな視点からその魅力を届けます。

飯能市は、地形の約80%が山地を占めており、起伏に富んだ地形が特徴です。ここには古くから山越えの道が整備され、多くの人々が往来し交流してきた歴史があります。自然に囲まれた山々は、信仰の対象となり、文人墨客たちも訪れる旅の目的となった場所でもあります。

この展示会では、飯能の魅力を探求するために、歴史と自然の両面から検証します。例えば、過去の奥武蔵の姿を振り返りながら、自然がどのように形成され、人々にどのような影響を与えてきたのかを考察します。来場者には、かつての山の姿を想像し、新たな魅力を発見してもらいたいとの願いが込められています。

展示の内容

特別展では以下の展示が行われます。

- 飯能の山々にまつわる歴史：古代から現代に至るまでの山と人々の関わりを追った資料が並びます。
- 自然の魅力：地質や植生に関する展示もあり、飯能の山々の独自性を感じることができます。
- 講演会や現地見学会：期間中は、奥武蔵という名前の起源や、市内の地質形成についての講演会が開催されます。また、愛宕山や水晶山、長念寺を巡る現地見学会も企画されています。