カルティエとヴェネツィア国際映画祭の情熱
カルティエは、今年もヴェネツィア国際映画祭のオフィシャルパートナーとして、連続5回目の参加を果たしました。この映画祭は、映画界の華やかな舞台であるだけでなく、カルティエの職人技や創造性を感じる貴重な機会でもあります。過去を振り返ると、プロダクションやアーティストとの強い関係を築いてきたカルティエは、映画という芸術に情熱を傾けています。
映画祭のハイライトとマスタークラス
今年の映画祭は、8月27日から9月6日までの11日間、さまざまな映画上映やイベントが実施され、多くの著名なゲストやメゾンのアンバサダーが参加します。特に注目すべきは、すべてのマスタークラスのスポンサーを初めて担うという点です。マスタークラス「The Art and Craft of Cinema(映画の美術工芸)」は、カルティエが提供するプログラムの目玉であり、映画制作の裏側を深く掘り下げます。
このマスタークラスでは、世界を代表する映画クリエイターたちが集まり、技術の研鑽や意見交換を行いながら、作品をいかに形成していくかを示していきます。俳優だけでなく、隠れた才能も称え、映画制作の全ての側面にスポットライトを当てることに重点を置いています。
特別参加者との対談
今年の映画祭では、リド島のマッチポイントアリーナで新たに4つのマスタークラスが開催されます。参加予定のクリエイターの中には、ソフィア・コッポラ、ミレーナ・カノネロ、ジェーン・カンピオン、タニヤ・セガッチアン、セルジオ・カステリット、マルガレト・マッツァンティーニ、アルフォンソ・キュアロンなどが名を連ねます。これらの対談は、映画に関連する隠された魅力を一般の人々に届ける貴重な機会であり、特別な収録が世界中の視聴者に配信されます。
映画監督へのオマージュ
カルティエとヴェネツィア国際映画祭のコラボレーションの一環として、優れた映画監督を称える「カルティエ グローリー トゥ ザ フィルムメーカー アワード」が行われます。この賞は、現代映画における重要な貢献をした方々にオマージュを捧げており、過去には、クロード・ルルーシュ、ウェス・アンダーソン、ウォルター・ヒル、リドリー・スコットなどが受賞しています。受賞式では、カルティエのハイジュエリー アトリエで制作されたトロフィーが授与され、映画界の栄誉を称えます。
カルティエの精神
カルティエは、ラグジュアリーメゾンとして、独創性と思考の柔軟さを持ち続けています。ジュエリーに限らず、さまざまなクリエイションにおいて、卓越した職人の技を礎に、時代を超えた独自のデザインが融合しています。映画祭への参加を通じて、カルティエは映画という表現媒体に対する敬愛を新たにし、多くの人々とその情熱を共有していきます。
これからもカルティエは、映画の世界との連携を強化し、その魅力を広めていくことでしょう。