環境に優しいレジ袋
2026-01-27 11:37:58
ローソンと三井化学が手を組んで実現する環境に優しいレジ袋の未来
ローソンと三井化学の革命的なレジ袋
2026年1月、ローソンはナチュラルローソンで新しいレジ袋を導入する。これは三井化学のグループ企業、プライムポリマーによって開発された「Prasus(R)」というブランド名のもと、バイオマスポリエチレンとケミカルリサイクルポリエチレンを使用した画期的なレジ袋である。この取り組みは、コンビニ業界では初めての試みとなり、持続可能な未来への第一歩となる。
環境への配慮~持続可能性の追求~
プラスチックを取り巻く環境問題は深刻であり、特に地球温暖化とプラスチックごみの問題は喫緊の課題である。気温が2100年までに5.7℃上昇するとの予測がある中、日本の廃プラスチック年間総排出量は769万トンに達している。この状況を考慮し、ローソンと三井化学はバイオマス素材とリサイクル素材を用いた商品作りに取り組むことを決定した。
マスバランス方式の導入
新しいレジ袋の特性を生み出すためには、マスバランス方式が重要な役割を果たす。この手法では、バイオマス由来の原料と石油由来の原料を混合し、それぞれの特性を製品に反映させることができる。これにより、品質や安全性を損なうことなく、環境に優しい素材を実現することが可能となる。こうした技術は、カーボンニュートラルやサーキュラーエコノミーの社会を支える重要な要素であり、三井化学グループではすでに約50の製品群にこの方式を導入している。
レジ袋の導入計画
具体的な導入開始日として、2026年1月からローソンの一部店舗で新しいレジ袋の使用が始まり、その後ナチュラルローソン全店に展開が予定されている。このレジ袋は100%バイオマス素材とリサイクル素材からなるため、新規の化石資源の消費を抑えることができ、環境への負担を大幅に軽減することができる。
プラスチック問題に立ち向かう
日本全体のプラスチックリサイクル率は、高いと言われているが、その実態はサーマルリサイクルの比率が高く、多くの塑性が焼却によってCO2を排出している。これに対抗する形で、この新しいレジ袋の導入は、プラスチックのバイオマス化とリサイクルの取り組みを同時に進める例となる。
未来の環境へのコミットメント
ローソンと三井化学の協働によって生まれたこの革命的なレジ袋は、環境負荷を36トン/年も削減する見込みがある。これは調査データや市民の資源回収意識を高めることによって達成される。さて、この新しい取り組みが、地域や国を超えた環境意識の醸成に寄与することを願ってやまない。
これからの未来を見据えた『バイオ&サーキュラー』なレジ袋に、私たちも注目を寄せていきたい。
参考文献
1. JCCCAによるIPCC第6次報告
2. 一般社団法人プラスチック循環利用協会のデータ
3. 3R推進団体連絡会の報告書
会社情報
- 会社名
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三井化学株式会社、株式会社プライムポリマー
- 住所
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