酵母由来の新しい非動物性ミルク『LIKE MILK』が登場！

新しい時代の非動物性ミルク『LIKE MILK』

2023年9月24日、アサヒグループジャパンから新しい酵母由来の非動物性ミルク、『LIKE MILK』が発売されます。この製品は、健康志向や環境配慮が高まる現代において、新たな選択肢として期待されている商品です。環境への配慮と食の選択肢の多様化が求められる中、『LIKE MILK』は、特に乳アレルギーを持つ方々やビーガンのライフスタイルをサポートします。

商品の特徴と利用シーン

『LIKE MILK』はアサヒグループ独自の酵母技術を駆使して作られたもので、アレルギー特定原材料不使用という点が大きな特長です。飲んでみると、ほんのりした自然な甘みとともに、まろやかな風味を楽しむことができます。これは、牛乳や豆乳に匹敵する栄養成分を含んでいる一方、脂質が38%も低減されているため、ダイエットにも適しています。

また、料理やお菓子作り、さらにはコーヒーや紅茶に混ぜて、あらゆる場面で使用できるのも大きな魅力です。実際に、幅広い利用シーンを想定して、大容量の1000mlパックが展開されることで、日々の食生活をより豊かにサポートします。

認知度向上のためのアプローチ

『LIKE MILK』の最初のテスト販売は、2023年4月16日から6月15日までの間、200mlの小容量タイプを通じて行われました。この取り組みにおいて、購入者からは高い評価を得ており、特に「乳アレルギーを持つ家族向けに期待している」という声や「多様な食生活に対応しているのが素晴らしい」とのフィードバックが多く寄せられました。また、クイーンズ伊勢丹でのテスト販売では、植物性ミルクカテゴリーで1位を獲得するなど、注目を集めています。

さらに、アサヒグループは10月に開催されるビーガングルメ祭りにも出展し、試飲や販売を通じて製品の認知度をさらに高める予定です。このイベントでは、多くの来場者が試飲し、70%以上が「おいしい」と回答するなど、期待が寄せられています。

開発の背景と展望

『LIKE MILK』の開発には、2023年7月にスタートしたアサヒグループ横断の新価値創造プログラムが関与しています。このプログラムでは、アサヒグループジャパン、アサヒグループ食品、アサヒクオリティ&イノベーションズの3社が協力し、長年の研究成果を生かして「酵母」に基づく技術を確立しました。その結果、特定のアレルゲン物質に依存せずにマイルドな味わいを実現することができました。

商品名の『LIKE MILK』には、日常生活のあらゆる場面で牛乳と同様に使用できるという理念が込められており、消費者にとっての「美味しさ」を体験し、好かれる存在であってほしいという願いも表されています。

今後、アサヒグループジャパンは、新たな事業分野を拓きつつ、AI技術を活用した取り組みも進め、食のダイバーシティを実現するための文化創造に力を注いでいきます。