サイバーステップ、新たな中間持株会社設立で国際的展開へ

サイバーステップ、新たな中間持株会社設立を発表

昨今、企業の国際展開が一層重要視されています。そんな中、サイバーステップ株式会社は会社分割を通じて新たに中間持株会社であるサイバーステップノヴァ株式会社を設立することを決定しました。この動きは、国際市場での競争力を強化し、持続的な成長を実現するための戦略的な一手です。

新設持株会社の設立背景

取締役会において発表された内容によると、新設持株会社は2025年の5月9日を効力発生日として設立されます。この会社分割により、サイバーステップグループ内の子会社であるCyberStep Communications, Inc.および株式会社ONKNが新たな中間持株会社の傘下に入ります。

サイバーステップは、関係会社の事業を見直し、それぞれの強みを融合しながら、企業全体の競争力を向上させることを目指しています。また、この中間持株会社をオーストラリア証券取引所へ上場させる考えもあり、国際的な資金調達力の向上を図ります。

国際展開の必要性

企業の成長には市場の変化に素早く対応することが求められます。サイバーステップは、米国市場におけるオンラインゲームの運営を行う子会社CSCや、タレントマネジメントやIPコンテンツの企画・販売を行うONKNと連携し、迅速かつ的確な意思決定を実現しようとしています。

今後は、両社の協力をさらに強化し、統一的な経営方針を定めることで、国際的な競争力の向上を図ることを目指します。