インヴェンティットの「mobiconnect」最新バージョンリリース
インヴェンティット株式会社は、2023年6月30日にMDM(モバイルデバイス管理)ソリューション「mobiconnect」の最新バージョン(Ver.31.15)を発表しました。本バージョンは、特に大規模ユーザー向けに設計された多くの新機能を搭載し、管理効率の向上と管理者の負担軽減に寄与することを目的としています。また、Androidデバイス向けの活用を促進する機能も追加されています。
背景
現在、様々な教育機関や企業では限られたリソース内でのデバイス管理が重要な課題となっています。特に人手不足が深刻な問題であり、管理者の作業負担を減らすための自動化が急務とされています。インヴェンティットはこれに応じて、管理者の工数を削減し、業務の効率化を図るために「mobiconnect」に新機能を追加しました。
最近の調査によると、PC資産管理やモバイルデバイスの管理を行っている95%の人が「人手不足」を実感しているとのことです。そのため、教育機関の担当者は、生徒のデバイス管理や業務の効率化など多岐に渡って大きな負担を強いられています。
教育現場では、2019年に始まった「GIGAスクール構想」の次のステージ、「GIGA第2期」が今年からスタートしました。文部科学省は、2024年1月に基本的なガイドラインを改訂し、デバイス管理機能(MDM)の重要性を明示しています。
新機能による課題解決
「mobiconnect」の最新バージョンでは、以下の課題に焦点を当てた新機能の追加が行われました。
1.
管理者の作業負担を大幅に軽減
強化されたデバイス検索機能により、必要なデバイスを迅速に見つけることが可能になり、管理者の稼働時間を大幅に削減します。
2.
デバイス管理の効率化
アプリのインストール状況やデバイスの機能制限設定の確認が容易になり、全体的な管理業務の効率を向上させます。
3.
端末活用の強化
Androidデバイスに対するブラウザショートカット(ウェブアプリ)の作成と配布が可能になりました。さらに、キオスクモードを利用することで、さまざまなシーンでの端末活用が効果的に行えるようになります。
インヴェンティットは、顧客のニーズに応えると共に社会や企業の課題解決に貢献するために、「mobiconnect」のさらなるアップデートを進めていく模様です。
「mobiconnect」の特徴
「mobiconnect」は、インヴェンティットが提供する法人や教育機関向けのモバイルデバイス管理サービスです。このサービスを利用することで、スマートフォンやタブレット、PCなどのモバイルデバイスを遠隔で管理できます。具体的にはアプリの配信や設定変更が可能で、デバイス紛失時には位置情報取得やデータ消去も実施できます。
また、教育市場では「mobiconnect for Education」として特に多数のシェアを誇り、保護者や教員にとっての安心・安全を提供しています。国産のMDMならではの高品質なサポートを実現しており、デバイス導入や運用において豊富な経験を持つスタッフが支援にあたります。
まとめ
これからもインヴェンティットは、「mobiconnect」が多くのユーザーにとって使いやすく、効果的な管理ソリューションとなるよう市場のニーズに耳を傾けながらアップデートを続けていく予定です。新たに追加された機能の数々が、教育機関や企業でのデバイス管理を一層効率化することを期待されるところです。
「mobiconnect」概要ページ
会社情報
商標について: Androidは、Google LLC の商標です。