アウェアファイとピースマインドが力を合わせてメンタルヘルス支援を強化

企業のメンタルヘルス支援を新しい形で強化

AIメンタルパートナー「アウェアファイ」を提供する株式会社Awarefyと、ピースマインド株式会社が新たに協業を開始しました。これは、企業における復職支援やセルフケア支援を強化することを目的としており、双方の専門的知見を活かした取り組みが期待されています。

協業の背景

アウェアファイは、認知行動療法やマインドフルネスなどの心理学的理論を基にしたAIアプリケーションで、累計ダウンロード数は60万を超えています。従業員の心の健康をサポートする様々な機能を持ち、特に近年の健康経営の推進に伴い、企業は従業員のセルフケア支援の重要性を認識しています。

実際、休職後の職場復帰においては、復職した従業員の約50％が5年以内に再休職してしまうというデータもあり、メンタルヘルスの維持が急務となっています。このような状況を解決するため、アウェアファイは「職場復帰に備えるスキルが身につく」学習コースを新たにリリースしました。このコースは、既存のAIチャット機能と組み合わせて活用することで、参与者がより効果的にセルフケアスキルを高められるよう設計されています。

ピースマインドのEAPと協業

一方、ピースマインドが提供するEAP（従業員支援プログラム）は、心理学や行動科学に基づく多角的な支援を行います。これにより、従業員や組織が抱えるさまざまな課題に対し、効果的な解決策を提供し、その結果として職場のパフォーマンスを向上させる狙いがあります。

今回の協業により、アウェアファイのAIメンタルパートナーがピースマインドのEAPと連携することで、企業はAIと対人支援という2つのアプローチを組み合わせて、より包括的なメンタルヘルスサポートを実現することが可能になります。この協業により、企業と従業員が持続可能なメンタルヘルスの環境を整備し、両者にとってより良い成果を引き出すことが期待されています。

今後の展望

アウェアファイとピースマインドの業務提携は、復職支援に留まらず、今後はセルフケア支援を中心としたさらなる施策も計画されています。アウェアファイは、企業のメンタルヘルス対策だけでなく、働く人々がより良いセルフケア環境を作り上げるための活動を引き続き行っていく意向を示しています。

両社の協力によって実現するメンタルヘルス支援の新たな形は、人々が働きやすい環境づくりに貢献し、社会全体のメンタルヘルス意識の向上につながるでしょう。この先、どのような新しい取り組みが生まれるのか、期待が高まります。