長谷工コーポレーション、女性活躍推進法の最高評価を獲得
株式会社長谷工コーポレーション(東京都港区、代表取締役社長: 池上 一夫)は、2024年9月25日付で、厚生労働省が定める女性の職業生活を支援する法律に基づく「えるぼし認定」において、初めて最高位である3つ星を取得しました。この認定は、「採用」「継続就業」「働き方の労働時間」「管理職比率」「多様なキャリアコース」の5つの評価項目において、すべての基準を満たした企業に与えられます。
「えるぼし認定」とは
「えるぼし認定」は、女性活躍推進法に基づいて行動計画の策定を行い、厚生労働省に届け出た企業の中で、女性活躍の取り組みが特に優れた企業を認定する制度です。長谷工コーポレーションがこの評価を得たことは、同社の女性の職場環境の向上に向けた努力が実を結んだ結果と言えるでしょう。
D&Iの推進
長谷工コーポレーションはCSRのテーマの一つに「多様性と包摂(D&I)」を掲げ、2023年4月には新たに「D&I推進室」を設立しています。この取り組みを通じて、社員一人ひとりが自己の特性を活かし、いきいきと働ける職場環境の整備を進めています。社内では、「個性活躍」をキーワードに、多様な才能が生かせる仕組みづくりを目指しています。
今後も同社は、各社員が持つ専門スキルや能力を最大限発揮できるよう、支援体制や制度の強化に努めてまいります。
女性活躍推進の具体的な取り組み
長谷工コーポレーションは、女性社員の管理職比率を向上させるための多様な施策を展開しています。以下は、主な取り組みの一部です。
女性社員・管理職比率の向上
同社は、女性社員の採用を強化し、女性が交流できる機会を提供することで、職場における女性の活躍を推進しています。女性社員の比率は、2023年度には31.7%に達し、管理職比率も10.2%と前年より増加。これは、特に女性社員の定着施策や中核社員の育成に注力した結果です。
女性社員交流会の実施
営業、施工管理、設計職など、特定の職種に焦点を当てた女性社員交流会を開催し、キャリアアップや職場定着の促進につなげています。このような取り組みにより、社内の連帯感を高め、女性同士がサポートし合う関係性の構築を目指しています。
情報共有のための社内ポータルサイト
「みんなでつくる 働いていたい場所」という社内ポータルサイトを開設し、D&I推進をテーマにした情報の発信を行っています。社長のメッセージや働き方の多様性に関する事例、各種サポート制度に関する情報が掲載されており、全社員の理解と共感を得ることを目指しています。
結論
長谷工コーポレーションの「えるぼし認定」の取得は、女性の活躍推進に向けた同社の強い意志と多様性を尊重する姿勢を示すものです。今後も、同社のさらなる実績と成長に期待が寄せられます。