FIXERが話せるメディカルと提携、医療DXの新たなステージへ
株式会社FIXER(東京都港区、代表取締役社長:松岡 清一)と話せるメディカル株式会社(東京都渋谷区、代表取締役社長:木下 将吾)は、資本業務提携契約を締結しました。この契約により、双方の専門性を活かし、医療分野におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)を本格的に推進していきます。
資本業務提携の背景
話せるメディカルは、薬剤師によるオンライン相談や服薬指導を提供し、さらには実地での保険調剤薬局も運営しています。今後はオンライン調剤分野への進出を視野に、現場の課題解決とスタートアップとしての迅速な行動力を発揮し、成長を目指しています。一方、FIXERは新型コロナウイルス感染者情報把握支援システム「HER-SYS」や電子カルテシステムの設計・開発を行うなど、医療分野での豊富な経験があります。この両社の提携により、医療DXを加速させる新たな可能性が開かれたと言えます。
市場の展望
OTC医薬品(医師の処方なしで購入できる一般用医薬品)のEC市場は2025年に885億円へと成長が見込まれています。この背景からも、この提携は非常に魅力的であり、今後も期待される成長分野であることは間違いありません。FIXERと話せるメディカルの提携により、オンライン薬剤師相談サービスを基盤とした新しいビジネスモデルが確立されることが期待されています。
会社概要
話せるメディカル株式会社
- - 代表取締役:木下 将吾
- - 所在地:東京都渋谷区渋谷2丁目1-11 郁文堂青山通りビル 6F
- - 設立日:2023年7月19日
- - 事業内容:薬剤師による相談サービスの企画・運営
- - 公式サイト
株式会社FIXER
- - 代表取締役社長:松岡 清一
- - 所在地:東京都港区芝浦1-2-3 シーバンスS館 最上階
- - 公式サイト
所感と今後の展望
FIXERの代表取締役社長、松岡氏はこの提携を通じて、両社が持つ技術力と経験を活かし、医療DXの推進を強化していくと述べています。また、話せるメディカルの代表取締役木下氏は、DXによって未来の医療を支えていく意義を強調しています。
医療DXの領域において、信頼性と堅牢なシステムの構築が重要であり、これまでの経験を元にさらなる成長を目指すとしています。この提携により、医療の現場に新たな風を吹き込むことが期待されており、今後の展開に注目が集まります。
おわりに
FIXERと話せるメディカルの資本業務提携により、医療DXの未来がより明るくなりそうです。両社が手を組むことで、医療業界における課題解決と効率化がさらに加速し、多くの患者及び医療従事者にとって価値あるサービスの提供が期待されています。