心の病と向き合う
2023-04-20 09:00:01

心の病と向き合う彼女の勇気と希望が詰まった一冊

心の病と向き合う彼女の勇気と希望



心の病は、個人の内面的な闘いだけでなく、家族や周囲にも影響を与える問題です。そんな中で、ある高卒専業主婦が夫のうつ病や子育て、さらには遠距離介護に向き合い、大学で心理学やMBAを学びながら心の病を抱える人々を支える側へと成長していったエピソードを綴った書籍が、2023年4月に出版されました。著者の鎌田めぐみさんは、波乱万丈の人生を経験しながらも、その中から得た勇気と希望を皆さんに届けたいと願っています。

著者の背景



1973年に愛知県に生まれた鎌田さんは、1998年に結婚し東京に上京。長女、次女を出産後の2005年、突然夫がうつ病を患ってしまいます。彼女は看病と共に両親の遠距離介護をしながら、育児や家事をこなす日々。この厳しい状況が続く中で、自己を見失わないよう努力し、2006年に専業主婦としての生活が終了します。

その後、2008年には武蔵野大学で心理学を学び始め、認定心理士と産業カウンセラーを取得。さらに2022年には相模女子大学大学院で社会起業修士(MBA)を取得し、心の健康をサポートする「and feel happiness」を立ち上げます。この活動を通して、心の病を抱える人々を助けたいという強い想いがあるのです。

「ほぼうつ」とは?



彼女が書いた本のタイトルは「気になる人が90%「ほぼうつ」だと思ったら」ですが、これは現在の社会におけるうつ病の現状を象徴しています。今や5人に1人がうつ病に苦しんでいる時代、身近な人がうつ病かもしれないと感じた時にどうするべきか、行動や関わり方を知っておくことが重要です。この本は、そんなサポートを必要とする家族や友人たちに向けて書かれています。

著者は、苦しみの中で支えられた経験をもとに「お守り」のような本を作りたかったと言います。ページをめくり、少しでもホッとしたり、心に寄り添える存在となることを目指しているのです。生きづらい時代に生きる多くの人々が、この本を手に取ることで気持ちが楽になることを期待しています。

出版記念ワークショップ



さらに、著者の鎌田めぐみさんは、2023年5月21日(日)に出版記念ワークショップを開催します。このイベントでは、彼女自身が「ほぼうつ」本を直接参加者にお渡しし、その後トークショーやワークショップを行います。参加者が心の病について知識を深め、さらには心の平穏を取り戻す手助けになることを目指しています。詳しい情報は、公式サイトで確認できます。

最後に


心の病は無視できない問題であり、周囲のサポートが必要です。この本を通じて多くの人々が、心の病を抱える人々に寄り添い、支える勇気を見つけられることを願っています。鎌田めぐみさんが描く、愛と希望のメッセージがあなたの心に届きますように。

会社情報

会社名
はぴねす・ラボ
住所
東京都西東京市田無町3-9-4第五ルミエール202号
電話番号
090-1802-0433

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