三重県鈴鹿市でのAI導入
この度、三重県鈴鹿市において、株式会社イマクリエが提供する「exaBase 生成AI for 自治体運用パッケージ」が正式に導入されることとなりました。この新たなサービスは、公務員の働き方改革や地方自治体のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進することを目的としています。
「exaBase 生成AI for 自治体運用パッケージ」は、東京都に本社を置くエクサウィザーズのグループ会社、株式会社Exa Enterprise AIが開発した、行政向けのChatGPTサービスを基にしています。最小限の工数で業務を運営できるように設計されており、導入時には様々なサポートが利用できるという利点があります。
サポート内容
このパッケージでは、以下のような支援が用意されています:
1. 利用アカウント作成のサポート
2. 自治体職員向けの初期導入研修(オンラインで何度でも受講可)
3. アカウント管理や生成AIと組織内データの連携機能の管理
4. 問い合わせ対応窓口の設置
5. 自治体業務で使える汎用プロンプトの作成と提供
6. 利用状況の定期報告
これにより、自治体は業務効率化を実現でき、さらなるDX推進が期待されます。
高度なセキュリティ環境
多くの自治体が求める高度なセキュリティ環境を整えており、利用アカウントの無制限発行が可能です。これにより、職員が簡単にサービスを利用できる環境が整い、効果的な支援が可能となります。
LGWANへの対応
また、地元行政のニーズに合わせ、LGWAN(ローカル・ガバメント・ワイド・エリア・ネットワーク)への対応も実現しています。この機能によって、行政機関は安心して業務を行なうことができます。
プロンプトテンプレートの提供
プロンプトに関しては、地方自治体の各部門で活用できるテンプレートが提供されており、広報文の作成から政策立案まで様々な場面での利用が可能です。さらに、オリジナルのプロンプトテンプレートを登録することもでき、自治体独自のニーズに応える体制が整っています。
安全性への配慮
安全性においても徹底しており、ユーザーの入力データはAIの学習に使用されず、独自の禁止ワード登録機能や国内に限定した言語モデルの利用が可能です。これにより、よりセキュリティの高い環境でサービスが利用できます。
無料トライアルの受付
現在、アカウント発行数無制限の無料トライアルも受け付けています。詳細については、株式会社イマクリエの公式ウェブサイトを通じてお問い合わせが可能です。
会社概要
株式会社イマクリエは、2007年に設立され、東京都港区に本社を置いています。テレワークを活用したアウトソーシングやコンサルティング事業を展開しており、地方創生や社会課題に対して革新的な解決策を提供しています。内閣府からも地方創生テレワークアワードを受賞している実績があります。
このような新サービスの導入により、三重県鈴鹿市は公務員の働き方改革に向けた一歩を踏み出しました。今後の展開に注目です。