リーフワークスとATTRACTIONが資本提携、EC市場の新たなシナジーを追求

株式会社リーフワークスは、滋賀県大津市に本社を置くクラウドサービス企業であり、特にECモールの運営及びITコンサルティング業務に力を入れています。9月4日、株式会社ATTRACTIONとの資本提携を発表しました。この提携により、ATTRACTIONが発行する全株式を取得し、両社の持つ専門知識とリソースを融合させ、ビジネスを更に成長させることを目指します。

リーフワークスは、2010年に設立され、ビジネスマインドを持ちながらも親しみやすいブランドを作り上げることに注力してきました。特に、運営するアクセサリーECモール「ジェイウェル」と「パスクル」は、EC黎明期からの信頼を基に、多くのアクセサリーブランドから寄せられた支援のニーズに応えるために、技術力を活かしています。今回の提携は、アクセサリー業界の成長を支える新たな取り組みの第一歩と位置づけられています。

一方、ATTRACTIONは、ファッション業界に特化したWebサイトやアプリの制作、運用業務を行う企業で、設立以来、魅力的なクリエイティブを通じて多くのブランドを支援してきました。代表取締役の印南氏は、数々の有名ブランドとのクリエイティブ制作に携わっており、その成果として域内外からの高い評価を得ています。ATTRACTIONは、ECサイト構築における専門知識が豊富で、リーフワークスとの統合により、より多角的な事業モデル構築が期待されています。

資本提携に際し、リーフワークスの澤健太社長は、ATTRACTIONの実績に感銘を受け、両社のシナジーがもたらす効果について強い期待を寄せています。彼は、印南社長との初対面時の印象を「心のある人」と語り、その後のディスカッションでも非常に意義深い意見交換ができたと語っています。これから、ATTRACTIONと共にEC領域での新しい挑戦を行っていくことが楽しみであると述べています。

同様に、ATTRACTIONの印南社長も澤社長に対し熱い思いを抱いています。彼は澤社長を「仲間想いで情熱を持った人」と称し、リーフワークスの職場に流れる良い空気感から、その成長につながる確信を得ていると述べています。

この資本提携は、単なる株式の取得に留まらず、両社が持つノウハウやリソースを結合し、ビジネス全体を支援するための体制作りを目指しています。これにより、アクセサリーやジュエリーブランドのEC展開を全面的にサポートし、業界の活性化に貢献することを意図しています。未来に向けたこの新たな一歩が、どのような成果を生むのか、業界内外からの注目が集まっています。両社の今後の動きに期待が寄せられています。