全国264校が参加！制服の余り生地でエコフラワーを制作するプロジェクト

エコフラワープロジェクトの取り組みとは

カンコー学生服株式会社は、2023年11月から学校制服の余り生地を使い、オリジナルの「エコフラワー」を制作する全国的なプロジェクトを展開しています。この取り組みは、SDGs（持続可能な開発目標）を学ぶ機会を提供することを目的としており、2023年11月より開始されました。

目的と背景

このエコフラワープロジェクトは、環境問題に対する意識を高め、持続可能な社会の実現に寄与することを目的としています。学校の制服製造過程で発生する余り生地を利用し、あらゆる学校に無償で提供されるこのプログラムは、全国の264校が参加しており、約3.2万人の児童・生徒が関わっています。

アップサイクルの重要性

アップサイクルとは、廃棄される予定だったものに新たな価値を与え、再利用することを指します。このプロジェクトでは、余った生地からエコフラワーを作成し、環境に優しい素材を活用することによって、無駄を省く意識を児童・生徒に植え付けています。生徒たちが制作したエコフラワーは、これまでに52,492本を超え、多くの人々にこの取り組みが広がっていることを示しています。

SDGs教育の実施

エコフラワープロジェクトは、SDGsに関する多岐にわたる目標に関連しています。具体的には：

- 質の高い教育への寄与：生地を用いたエコフラワー制作を通じて、質の高い教育を提供。
- 廃棄資材の有効活用：企業の余剰材料をアップサイクルとして利用し、資源の再利用を促進。
- 共創の実現：学校と企業が手を組むことで、地域社会との連携を促進しています。

参加方法と提供内容

このプロジェクトに参加したい学校は、特設サイトから申し込みが可能で、制服の余り生地と制作手順書が無償で提供されます。なお、申し込みは2025年10月31日まで受け付けていますが、生地の在庫状況により一時的に受付停止となる場合もあるため、早めの申し込みが推奨されます。また、提供される生地の色や柄の指定はできませんので、ご了承ください。