能動的サイバー防御の実践とは
サイバーセキュリティの脅威が年々増加する中、新たな防御手法として「能動的サイバー防御」が注目されています。KELA Research and Strategy社が主催するセミナー「KELAグループ アクティブ・サイバーディフェンス・セミナー」が、2025年4月23日に東京の東京ステーションコンファレンスとオンラインで開催されます。このセミナーでは、最近導入が進む能動的サイバー防御の概念とその実践方法について詳しく解説される予定です。
能動的サイバー防御とは
政府が2月に閣議決定した法案により、サイバー攻撃の兆候を把握し、攻撃元を特定、無害化する「能動的サイバー防御」が導入されました。従来の受動的なセキュリティ対策から一歩進み、脅威を未然に防ぐアプローチが無視できない時代を迎えています。この新しい手法は、自社のセキュリティ対策にも影響を及ぼし、民間企業においても導入が期待されています。
セミナーの内容
本セミナーでは、能動的サイバー防御を実施するために重要な「ASM(Attack Surface Management)」と「CTEM(Continuous Threat Exposure Management)」の二つの手法について学ぶことができます。これらの手法は、実際のサイバー脅威から企業を守るために必要不可欠な要素として位置付けられています。セミナーの基調講演には、サイバーセキュリティエバンジェリストの増田幸美氏が招かれ、「激化する日本へのサイバー攻撃と能動的サイバー防御の必要性」というテーマでお話いただきます。
また、実際にKELAのソリューションを導入した株式会社オープンハウス様およびAGC様の事例も発表され、導入の際のプロセスや成果について具体的に解説されます。
開催概要と参加方法
セミナーの日程は、2025年4月23日(水)14:00から17:00。東京ステーションでのフィジカル会場とオンラインでのZoom配信が行われます。参加費は無料ですが、事前の登録が必要です。
当日は視聴用のURLが送られますので、確実に申し込んで参加してください。
KELAの背景
KELAは、サイバー脅威インテリジェンスを専門とする企業で、2009年に設立されました。本社はイスラエルにあり、数々の受賞歴を持つこの企業は、自社のテクノロジーにより、サイバー犯罪の影響を受けるリスクを最小限に抑えるための革新的な解決策を提供しています。日本法人は2019年に設立され、国内でも多くの注目を集めています。
以上の内容を踏まえ、サイバーセキュリティの新しい潮流を学ぶ良い機会として、多くの方々の参加をお待ちしています。サイバー攻撃が激化する現代において、能動的な防御が今後のトレンドとなるでしょう。