インフキュリオンとRobot Consultingの提携
株式会社インフキュリオンは、東京都千代田区に本社を構える企業であり、2024年12月18日から新しい資金繰り改善サービス「請求ロボ」の提供を開始することを発表しました。本サービスは、Robot Consultingと提携して開発されたもので、中小事業者を対象に、請求、支払い、受発注業務を一元管理します。これにより、請求書の支払いが銀行振込からカード決済へと変わり、より効率的な資金管理が可能になります。
「請求ロボ」の必要性
近年、インボイス制度や改正された電子帳簿保存法など、会計や経理業務に関連する法制度が次々と改正されています。このことは企業間取引においてデジタル化が促進される好機でもありますが、一方で、中小企業やフリーランスにとってはキャッシュフローの悪化という深刻な課題も浮き彫りになっています。法人間取引では、請求書による掛け払いが一般的で、通常支払いには銀行振込の方法が用いられていますが、これが業務の効率を落とす要因にもなっています。
モダンなBtoB決済の提案
「請求ロボ」では、請求書の発行からカード決済までの一貫した流れをサポートします。具体的には、請求者は請求書を発行し、その後カード決済を受け付けるためのリンクを生成し、請求メールを送信するまでの業務を効率化することが可能です。これにより、取引先との与信リスクや請求金額の未回収リスクを大幅に削減できます。
支払者にとってのメリット
支払者にとっても「請求ロボ」の導入は利便性を大きく向上させます。受領した請求書の支払いがカード決済によって行えるため、従来の振込に伴う手間を省き、キャッシュサイクルを改善することも期待されています。これにより、企業はよりスムーズに資金を管理できるようになります。
機能的な特徴
この新しいサービスの背景には、Robot Consultingの持つAI技術およびデジタル化に向けた多様なソリューションがあります。「請求ロボ」は、インフキュリオンが開発した請求書支払いプラットフォーム「Winvoice」を活用しており、これによりすぐれた機能性と業務効率化を両立させています。両社は、請求業務のデジタル化を通じて顧客のビジネスを支援することを目指しています。
今後の展望
インフキュリオンは、今後も決済サービスをさらに充実させ、企業のニーズに即した支援を提供し続けると述べています。また、Robot Consultingは本サービスに関して、今後の機能追加や改良を予定しており、クライアントに対する新しい価値の提案を継続的に行っていく考えです。
「請求ロボ」に興味を持たれた方は、以下のURLから詳細をご確認ください。
請求ロボの詳細はこちら
今回のサービス展開は、中小企業が抱える資金繰りの課題を解決するための一助となることは間違いありません。いよいよ始まる「請求ロボ」に期待が寄せられています。