株式会社sustenキャピタル・マネジメントの概要
株式会社sustenキャピタル・マネジメントは、2020年に新しい個人向け資産運用サービスの提供を開始することを目指すスタートアップ企業です。創業者はゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント出身者を中心としており、これまで機関投資家や超富裕層のみが享受していた高品質な分散投資へのアクセスを一般の投資家に開放します。従来のバランス型投資信託やロボットアドバイザーとは異なる新しいアプローチとして、業界初のプロフィットシェア型ビジネスモデルを採用することで、顧客と運用者双方にとっての最適化を追求しています。
資金調達の成功
最近、sustenキャピタルは東京理科大学ベンチャーファンドを引受先とする第三者割当増資によって3億円の資金調達を成功させました。この資金は、今年内のサービスローンチを見据えた開発体制の強化や運営体制の充実に充てられます。この動きは、sustenキャピタルのビジョンである、誰もが安心して暮らせる持続可能な社会の実現に向けた大きな一歩と言えるでしょう。
投資家の期待
東京理科大学イノベーション・キャピタル株式会社の代表取締役である片寄裕市氏は、susten社の目指す高品質なサービスの開発に確信を持っていることを強調しました。市場環境が急変する中でも、susten社の運用能力が高く評価されている点は、大きな信頼を寄せられている証です。今後は、経営支援や技術指導を通じて、資産運用業界のイノベーションを目指していきます。
代表者のメッセージ
sustenキャピタルの代表取締役CEO、岡野大氏は「顧客資産の運用効率を最大化することが必要不可欠」と考えており、そのために計量的なアプローチを重視しています。また、東京理科大学との強固な関係がサービスの質向上に寄与することを期待しています。
この調達資金により、sustenキャピタルは今年のローンチに向けた開発及び運営を加速し、資産運用分野において新たな選択肢を提供しようとしています。
業界の変化
3月には世界同時株安が発生し、従来の投資アプローチの限界が認識されたことも影響し、susten社の「市場中立型運用」が注目を集めています。これは株式市場の影響を受けずに安定したリターンを目指す運用手法であり、データに基づくリスク定量化を重要視していく方針です。こうした姿勢が、今後の市場での競争力を高める要素となるでしょう。
採用活動の積極化
また、sustenキャピタルはサービス開始に向け、ソフトウェアエンジニアなどの採用を積極的に行っています。金融サービスの開発に興味のある方は、公式サイトにて最新情報を確認することができます。
会社情報
- - 社名: 株式会社sustenキャピタル・マネジメント
- - 所在地: 東京都中央区日本橋兜町8-1
- - 設立: 2019年7月
- - 資本金: 4億500万円
- - 事業内容: 投資運用サービスの提供
- - 公式サイト: susten.jp
sustenキャピタル・マネジメントは、持続可能な社会の実現を目指し、資産運用の新たな可能性を切り開く挑戦を続けています。今後のその動きから目が離せません。