秋の暗闇での体験!「魔法のまっくら大運動会」開幕
一般社団法人ダイアローグ・ジャパン・ソサエティが主催する「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」が、9月10日から11月24日までの期間限定で「秋のまっくら大運動会」を開催します。このイベントは、なんと完全に光のない状態で行われ、視覚以外の感覚を楽しむという新しい形のエンターテイメントです。
ダイアログ・イン・ザ・ダークとは
「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」は、視覚障害者のガイドによって真っ暗な空間で過ごす体験です。このプログラムは1988年にドイツのアンドレアス・ハイネッケによって考案され、これまでに900万人以上が体験しています。日本国内では1999年からスタートし、25万人を超える人々がこの独特な体験をしてきました。
秋のまっくら大運動会の魅力
この秋のプログラムでは、「視覚を利用しないことで自分の身体感覚を再発見する」ということがテーマです。一般の人々にとって、普段は目に頼っている動きがどれだけ難しいかをリアルに感じられる内容になっています。参加者は最大8名からなるチームで「玉入れ」などの各種スポーツ活動に挑戦しながら、体の感覚を楽しむ時間が待っています。運動が得意な人も苦手な人も、「自分にもこんなことができるんだ!」という新しい発見が得られることでしょう。
開催概要
- - 開催期間: 9月10日(火)〜11月24日(日)
- - 場所: ダイアログ・ダイバーシティミュージアム「対話の森」
東京都港区海岸1丁目10−45 アトレ竹芝 シアター棟 1F
- - 体験時間: 約90分
- - 料金: 大人 3,850円、学生 2,750円、小学生 1,650円(全て税込)
- - 予約方法: 事前予約制、詳細は こちら
このイベントは単なるスポーツではなく、視覚に頼らずに身体を使うことで新たな体験を提供します。特に、目が見えない状態での運動は、普段とは違う視点や感覚が生まれ、身心の新たな挑戦となるでしょう。
社会への貢献
「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」では、視覚障害者と共に過ごすことで、ただのエンターテイメントに留まらず、共感や理解が深まることに重点を置いています。一般社団法人ダイアローグ・ジャパン・ソサエティは、「たがいを認めて助け合う社会」の実現を目指しており、その一環として様々なプログラムを提供し続けています。
最後に
自分の限界を感じながらも、体と向き合い、一緒に体験を分かち合う仲間と出会える特別な時間を是非お楽しみください。「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」が贈る秋の運動会は、あなたの新たな感覚の扉を開くことでしょう。