LINEオープンチャットで地域活性化!出雲市の魅力発信と課題解決に挑む
島根県出雲市が、LINEオープンチャットを活用した地域活性化に新たな取り組みを開始しました。1400人を超えるユーザーが参加する公式オープンチャット「みんなでつくる出雲旅」を舞台に、日御碕エリアの復興と冬季の観光客誘致を目的とした2つのプロジェクトが展開されています。
プロジェクト1:日御碕復興大作戦
2024年7月の大雨で道路が崩落し、観光シーズンに大きな打撃を受けた日御碕エリア。冬季には観光客の減少も課題です。この状況を打破するため、出雲市と地元事業者による「日御碕復興大作戦」がスタート。クーポン販売やイベント開催といったPR活動と並行し、LINEオープンチャット「出雲雑談部屋」でユーザーから復興に向けたアイデアを募っています。参加者からの意見や提案は、具体的な施策に反映される予定です。
プロジェクト2:ショートドラマ「はらぺこ出雲周遊記」
出雲市は神在月を除く11月末から2月が観光の閑散期。加えて、観光客が特定エリアに集中し、市外に流出する傾向も課題となっています。そこで、出雲市内全域を盛り上げるため、「出雲そばと美食の旅」と題したプロジェクトが実施されます。LINEを使ったモバイルスタンプラリーと、スタンプラリー参加店舗を舞台にしたショートドラマ「はらぺこ出雲周遊記」の制作・配信を予定。公共交通機関の利用促進も目指し、地元のバス・タクシー事業者も協力しています。
ショートドラマ制作にあたり、オープンチャット「出雲の蕎麦マップを作ろう」で、ドラマに登場する蕎麦屋の情報提供を呼びかけています。ドラマに採用されない情報も、観光促進を目的とした「出雲市×蕎麦」のオリジナルマップ作成に活用する予定です。
LINEオープンチャットの活用
LINEヤフーが支援する「#オプチャで話そ 地域とつながるプロジェクト」の一環として、出雲市は公式オープンチャットを積極的に活用しています。ユーザー同士の情報交換だけでなく、行政と市民の双方向コミュニケーションの場として、地域課題の解決策を探る貴重なプラットフォームとなっています。
今後の展望
出雲市の取り組みは、地方自治体がLINEオープンチャットを効果的に活用することで、地域活性化、観光振興、市民参加型の行政運営を実現できる可能性を示唆しています。これらのプロジェクトの進捗状況や成果は、今後の地方自治体のデジタル化戦略にも大きな影響を与えるでしょう。
関連情報
出雲市公式LINEオープンチャット「みんなでつくる出雲旅」
LINEヤフー株式会社
* #オプチャで話そ 地域とつながるプロジェクト