2024年12月のフリーランス案件単価動向
INSTANTROOM株式会社が提供するフリーランスエンジニアやITフリーランス向けの案件検索サイト「フリーランスボード」は、2024年12月のフリーランス案件単価に関する詳しい調査結果を発表しました。このレポートでは、掲載された185,062件の案件をもとに、月額平均単価の動向やリモートワークの利用状況がまとめられています。
フリーランス案件の月額平均単価
2024年12月のフリーランス案件の月額平均単価は72.2万円となり、最高単価はなんと320万円に達しています。これに加え、リモートワークの比率にも変化が現れました。フルリモートの案件は25.5%(前月比+1.8%)、一部リモートが69.2%(前月比+5.6%)、そして常駐案件は5.3%(前月比-7.5%)という結果が出ています。
開発言語別の単価上昇
開発言語についても興味深い動きがあります。フレームワーク単位で見ると、特に月額単価は前月と比べて上昇傾向にあります。最も高い月額平均単価を記録したフレームワークは「RSpec」で86.7万円(前月比+3千円)、後に「FastAPI」が85.0万円(前月比+1.4万円)が続いています。RSpecは実装とテストを分離できる特徴を持ち、FastAPIは非同期処理のサポートと型ヒントによる自動ドキュメント生成が特徴です。
IT職種別の平均単価
さらに、IT職種別の月額平均単価も注目すべきポイントです。「ITコンサルタント」が110.3万円(前月比±0円)で最も高く、顧客企業の業務課題解決に貢献しています。続いて「エンジニアリングマネージャー」が91.8万円(前月比-1.2万円)で、技術的な方向性の決定やチームの育成を担っています。
フリーランス市場の特徴
これらの数字から見えるのは、プログラミングやIT技術に対する需要が依然として高まっていることです。「フリーランスボード」はリリース当初から、各社ーディーやエージェントとの業務提携を進めており、現在では100社以上と連携しています。これにより、18万件以上の案件を一つのプラットフォームで閲覧できる利便性が生まれています。
フリーランスのエンジニアやITフリーランスをターゲットにしたこのサービスは、リモートワークや高単価案件が求められる現代の働き方にマッチしています。フリーランスボードは、今後も市場の変化に対応しながら、求職者と企業の橋渡しをしていくことでしょう。
まとめ
2024年12月のフリーランス案件市場は、新たな単価の高騰やリモートワークの進展を示しています。フリーランスとしてのキャリアを考える上で、こうした情報は非常に重要です。
さらに詳しい情報は、
フリーランスボードのウェブサイトや、
詳細な調査結果をご覧ください。