山形銀行とベター・プレイスが業務提携
株式会社ベター・プレイスと株式会社山形銀行は、新たに業務提携を結びました。この提携の目的は、企業年金制度である「はぐくみ企業年金」の新規顧客の拡大です。
提携の背景
地域社会の発展に貢献する山形銀行は、人材定着の問題を抱える企業の法人顧客に向けて、「はぐくみ企業年金」を導入することを目指しています。この制度は、確定給付型の企業年金として、従業員が将来の資産形成に向けて安心して加入できるよう設計されています。この制度によって、企業は従業員のエンゲージメントや定着率を向上させることが期待されています。
「はぐくみ企業年金」は、厚生年金被保険者であれば、非正規雇用を含むすべての従業員が加入可能です。企業側もコストを抑えながら福利厚生を充実させることができ、人材の定着を図る手段として注目を集めています。
日本の就労環境の現状
現在、日本は人口減少や超高齢化の影響を受け、就労人口が減少しています。特に慢性的な人手不足が社会問題として認識される中で、若年層の退職理由の中でも「経済的な理由」が非常に多く挙げられています。また、働く世代における老後の不安のたねは「お金」に集中しています。
このような背景の中で、企業年金制度の必要性が高まっているのは明らかです。具体的には、勤務先や地域によって異なる経済格差が将来の資産形成に影響を与えていることから、より多くの中小企業が福利厚生として企業年金制度を導入することが求められています。
「はぐくみ企業年金」の特徴
「はぐくみ企業年金」は、元本保証があり、難しい投資の知識が必要とされない点が最大の特徴です。 retirement のための資金は原則60歳以上でなければ受け取れない企業型DC(確定拠出年金)やiDeCo(個人型確定拠出年金)とは異なり、退職時や育児、介護休業時にも受け取れるため、特に職場で育児や介護を気にしなければならない従業員には支持されています。
現在、導入法人の98%が300名以下の中小企業であり、そのうちの40%以上が福祉、医療、教育関連の法人で占めています。これが、福祉業界における人材定着の一助となることに期待されています。
地域の未来のために
今回の提携を通じて、多くの方が「はぐくみ企業年金」を利用できるようになり、働く環境が整えられることで、将来に対する不安を解消し、自分らしく働くことができる社会の実現に貢献したいと考えています。
企業概要
- - ベター・プレイス: 東京都新宿区に本社を構え、企業年金制度の導入・設計をサポートする企業です。
- - 山形銀行: 地域経済の発展に寄与する取り組みを行っています。
今後も、この業務提携により、山形県内の企業が福利厚生を充実させることで、雇用環境の改善を図りたいと考えています。