「ちがいを楽しむ会」レポート
2025年11月29日、一般社団法人エニワンプロジェクトが主催する「ちがいを楽しむ会」イベントがオンラインで開催されました。参加者は40名にのぼり、病気や障がいを抱える当事者やその家族、友人、支援団体のメンバーが一堂に会しました。参加者のアンケートによると、満足度は驚きの96%で、「とても満足」と答えた人が58.3%、そして「満足」とする人が37.5%でした。このイベントは、病気や障がいの有無に関わらず、すべての人が共に楽しみ、学ぶことを目的として計画されました。
イベントのテーマと目的
「ちがいを楽しむ会」の大きなテーマは、『障がいがあるから可哀想』という偏見や誤解を取り払い、多様性を楽しむことです。運営するメンバーは、病気を抱える難病当事者でもあり、「難病だけが大変ではない」というリアルな経験を語りました。このイベントでは、互いに理解し合える場を提供し、すべての参加者が共感や発見を楽しめる環境を作り上げました。
独自のプログラム内容
イベントの内容は多彩で、まずは「自分と違うけれど素敵なところ」という事前募集したエピソード紹介では、参加者が日常生活の中で誰かの良いところを見つけた体験を共有しました。次に行われたのは座ったままでできるヨガ。このプログラムでは病気や障がいがある方も安心して参加でき、体を動かしながら心を開くことができました。
さらに、参加者同士で幸せをシェアする「幸せのカケラリレー」では、自分の幸せについて語り合い、共感を深める瞬間が生まれました。参加者からは、「幸せを感じることの大切さや、有り難みを再確認した」という声が多く寄せられました。
参加者の反応
参加者からのフィードバックは非常にポジティブでした。「自宅からヨガができるとは最高」と感じる声や、参加型のプログラムが「不安を軽減し、交流を生む助けになった」という意見もありました。患者当事者の一人は、「悩みを話すだけの場ではなかった。幸福感を先に感じることができた」と語っていました。
また、支援団体の参加者からは、「メンバーの笑顔や情熱に感銘を受けた」との感想が多数寄せられました。
エニワンプロジェクトの理念
イベントを通じて、エニワンプロジェクトの理念や運営の姿勢に対する理解が深まりました。「病気がある人もない人も当たり前に生きられる社会」の実現へ向けた活動が勢いを増す中、今後どのような新たな取り組みが行われるのか、多くの期待が寄せられています。
最後に、参加者の全員が自分の考えを持ち帰り、今後の行動にもつながることを願います。エニワンプロジェクトは、今後も「ちがいを楽しむ」ことを通じて社会にポジティブな影響を与えていくことでしょう。ぜひ、次回のイベントにも参加して、共感の輪を広げていきましょう。
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