フュージョン株式会社とジェリコの業務提携
フュージョン株式会社(本社:北海道札幌市)は、株式会社ジェリコ(本社:大阪市)と業務提携を結ぶことに合意しました。この提携は、両企業の価値向上を目指しており、具体的には「顧客データ活用手法の高度化」や「共同提案の強化」、さらには「相互送客の強化」を狙っています。
フュージョン株式会社の特徴
フュージョンは1991年に設立され、マーケティング支援を行っている企業です。特にデータベース分析に基づくCRM(顧客関係管理)戦略に強みを持ち、各種の消費行動データを分析することで、クライアントのプロモーション活動をサポートしています。そのアプローチは、PDCAサイクルに基づいており、効果検証を繰り返しながら成果を最大化します。
ジェリコの歴史と専門性
一方、ジェリコは、1983年に設立され、データベースマーケティングに特化したコンサルティング企業です。代表取締役社長の荒川圭基氏は、顧客ロイヤルティプログラムやRFM分析などの手法を日本に広めた先駆者として知られています。彼の導入した技術は、現在の多くの企業で普通に行われている顧客データ分析の基礎を築きました。
提携の背景
フュージョンは、創業以来、CRM支援分野の強化に努めてきました。特に、徹底したデータ活用により、自らを国内最大規模の顧客データハンドリング企業と位置づけており、今回の提携は、その成長をさらに加速するものです。また、荒川氏から学んだ基本的な理論に対するリスペクトもあり、社内の大会議室には「Tamaki」と名付けたスペースを設けています。
提携後の展望
今後、両社は最新のマーケティング知見の交換を進め、より多くのクライアントに対して価値を提供できると考えています。顧客データ活用手法の高度化により、企業の顧客への接点を強化し、よりパーソナライズされたサービスが可能になるでしょう。
まとめ
フュージョンとジェリコの提携は、マーケティング支援の新たな潮流を生むと期待されています。各社の知見と強みを融合させ、クライアント企業の顧客により深く迫る戦略が生まれることが期待されています。この提携が、今後どのような成果を生み出すのか、業界全体が注目しています。