金子健彦氏がHeartseedのCMOに就任。心筋再生医療の新展開に期待

金子健彦氏がHeartseedのCMOに就任



2020年6月1日、Heartseed株式会社は金子健彦氏がChief Medical Officer(CMO)に就任したことを発表しました。金子氏は、慶應義塾大学医学部を卒業後、複数の外資系製薬会社で豊富な経験を積んでおり、今後はHeartseedにおいてその経験を活かし、心筋再生医療の新たな道を切り拓くことが期待されています。

金子健彦氏の経歴



金子氏は1990年代から医療の現場で活躍を始めました。慶應義塾大学にて医学を学び、2002年から関連医療施設で勤務。その後、2007年にはブリストルマイヤーズ株式会社のメディカルアフェアーズ部門でメディカルストラテジーマネージャーとして勤務。この経験を礎に、2009年からファイザー株式会社で鎮痛抗炎症疾患領域のジャパンクリニカルリーダーに就いています。

2013年にはノバルティスファーマ株式会社、続いてサンバイオ株式会社でメディカルディレクターを務め、特に再生医療の分野でリーダーシップを発揮しました。サンバイオでは、国内外での治験推進をリードし、再生医療技術の開発に貢献してきました。

Heartseedへの期待



Heartseed株式会社は、2015年に設立され、慶應義塾大学医学部の福田教授の研究室から生まれたバイオベンチャーです。同社は、iPS細胞を用いた心筋再生医療の実現を目指し、特に重症心不全患者に対する新たな治療法HS-001の開発に取り組んでいます。金子氏のCMO就任により、研究開発のマネジメントが強化され、国内治験の促進や次世代パイプラインの構築が期待されています。

Heartseedの代表取締役社長、福田恵一氏は、「金子氏を迎え入れることができて嬉しく思います。金子氏と共に新たな心筋再生医療の領域を切り開き、より多くの患者様に貢献したい」とコメントしています。また、金子氏自身も「Heartseedに参加できることを非常に嬉しく思います。これまでの経験を活かし、研究開発に努め、心不全の治療法を確立します」と語っています。

まとめ



Heartseedの今後の展開には大きな期待が寄せられています。金子氏の能力を最大限に引き出すことで、これまで治療が難しかった心不全患者への新しい道が開かれることでしょう。心筋再生医療の進展によって、患者様の未来が明るくなることを願っています。

会社情報

会社名
Heartseed株式会社
住所
東京都港区芝浦1-2-3シーバンスS館5階
電話番号
03-6380-1068

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