ペッツファーストグループ、2025年3月度のペット流通状況を公開

ペッツファーストグループの2025年3月度ペットレポート

“Pets always come first”をモットーに掲げるペッツファーストホールディングス株式会社（本社：東京都目黒区、代表：正宗伸麻）は、2025年3月度の流通指標に関する詳細な報告を行いました。本記事では、その概要やデータ、そしてペットたちの健康に対する取り組みについて紹介します。

契約ブリーダーとの関係

ペッツファーストグループは、全てのペットを信頼できる契約ブリーダーから直接仕入れる方針を堅持しています。2025年3月度には1,695頭のペットを契約ブリーダーから引き受けました。その内訳では、犬が71.8％、猫が28.2％を占めています。また、契約したブリーダーの数は279名です。

さらに、ペットの心身の健康を守るため、取引するペットの年齢基準を法定の57日齢以上から60日齢以上に引き上げる取り組みを行いました。これにより、3月度の取引ペット全てが60日齢以上であることを達成しました。

ショップでの販売状況

「P's-first」での2025年3月の販売頭数は1,665頭で、犬が77.2％、猫が22.8％を占めています。販売時点での平均日齢は120日で、店舗での滞在期間は平均47日間でした。ペットの購入前には必ず「ペットのお迎え前セミナー」を受講していただいており、このセミナーを受けたお客様の99.94％がペットを迎える決断をしています。

里親探しとケアセンターの活動

実際には、疾病が発見されたペットを「要ケアペット」として、ペットケア＆アダプションセンター日光で里親探しを行っています。3月末時点で、センターには74頭のペットが滞在しており、そのうち64頭が里親を募集中です。

解約や死亡のケース

2025年3月度には14頭が解約され、そのうち12頭は新しい家族に迎えられました。しかし、残念ながら死亡事故もあり、合計で10頭が亡くなりました。そのうち5頭は店舗内で、その他はメディカルセンターでの事例です。ペッツファーストでは、特に呼吸器疾患や消化器疾患などが確認されており、再発防止に向けた対策を講じています。