メンタルヘルスを革新する「Medi Face」
2021年12月に始まったメンタルヘルスAI診断サービス「Medi Face」は、最近、プレシードラウンドで約3,100万円の資金調達を達成しました。新型コロナウイルスの影響で、心の健康を保つことの重要性が改めて認識される中、心理状態を手軽にチェックできる方法が求められています。
なぜ「Medi Face」が必要なのか?
昨今、精神疾患を抱える人が急増しており、企業においてもメンタルヘルスへの対策が急務となっています。日本の多くの会社では、社員の心の健康が生産性に直結していることが懸念されており、これによりプレゼンティズム(出勤しながらも業務効率が低下する状態)の問題も浮き彫りになっています。「Medi Face」は、社員のメンタル変化を定期的に把握し、それに基づき迅速に対応できる仕組みを提供しようとしています。
資金調達の背景と目的
今回の資金調達は、現役の医師や精神科専門医、認定産業医から多くの支持を受けた結果です。この協力をもとに、開発体制の強化だけでなく、大学との共同研究やToC向けの新サービスの開発も計画されています。また、株式会社HRデータラボとの業務提携により、販売体制を強化し、数多くの企業に対して「Medi Face」を普及させる予定です。
代表取締役・医師近澤 徹の思い
代表の近澤氏は、北海道大学医学部で精神科実習を通じて患者たちの苦しみと接し、メンタルチェックの早期受診が重要であると痛感しました。「もっと多くの人が、早くにメンタルヘルスをチェックし、サポートを受けられる環境を作りたい」との想いから、Medi Faceの開発を進めています。彼を含む現役医師が在籍しているからこそ、安心して利用できるサービスを提供することができます。
Medi Faceのサービス概要
「Medi Face」は、AIを活用したメンタルヘルスのチェックを行うサービスで、問診は約5分で完了します。定期的にメンタルチェックを実施することで、社員の心理的な変化を解析し、適切なアドバイスを提供します。利用者のデータは匿名化され、心理的安全性が保証されるため、利用者は安心してプラットフォームを利用できます。これにより、企業は全社員のメンタルヘルスの状況を統計データとして可視化し、早期対策を講じることが可能となります。
企業情報
【会社名】株式会社Medi Face
【本社所在地】北海道札幌市中央区南4条西4丁目 恵愛ビル8階
【代表者】近澤 徹
【コーポレートサイト】
www.medi-face.co.jp
Medi Faceは、今後も精神的健康をサポートするための新しいサービスを提供し続け、メンタルヘルスの改善をリードしていく姿勢を貫いていくことでしょう。