TVer、2024年12月に過去最高の動画再生数を達成

TVerが記録的な動画再生数を達成

民放公式テレビ配信サービス「TVer」は、2024年12月の月間動画再生数が4.96億回に達したことを発表しました。この数字は、パリ2024オリンピックが開催された8月の再生数を上回り、TVerとして過去最高の記録となります。また、コネクテッドTV（CTV）における動画再生数も1.6億回を突破し、こちらも最高の記録となったのです。

年間を通じた再生数の成長

2024年の始めにTVerは初めて月間再生数が4億回を超え、たった1年で1億回以上の成長を見せました。この成長は特にCTVで顕著であり、前年同月比で約145%の大幅な伸びを記録しました。このような栄光を手に入れた背景には、多様なコンテンツの提供が影響していると考えられます。

リアルタイム配信が視聴者を魅了

12月における再生数の増加は、リアルタイム配信の要素が大きいと言えます。特に『M-1グランプリ2024』のリアルタイム配信は、地上波では見ることのできない魅力的なコンテンツを提供し、多くの視聴者の関心を集めました。大会の舞台裏を含む独自企画により、約1ヶ月間その盛り上がりが続きました。さらに『第103回全国高校サッカー選手権大会』の全試合もライブ配信されたことから、多くの熱心なファンが試合を楽しみました。

名作ドラマの特集

12月は「名作ドラマ特集」が実施され、300以上の作品が配信されました。最近クライマックス迎えたドラマに加え、往年の名作も多くの視聴者に支持され、動画再生数の増加に貢献しました。

今後の展望

TVerは、利用者が「時間や場所から解放される」ことで、より自由にコンテンツを楽しめる環境を提供しています。今後もドラマやバラエティ、スポーツなどの多様なコンテンツを展開し、サービス向上を目指す意欲を示しています。ユーザーの期待に応えるため、さらなるコンテンツの充実を図るでしょう。

TVerは、安心で安全なテレビコンテンツを、いつでもどこでも無料で視聴できるため、国内最大級の動画配信サービスと言えるでしょう。パソコンやスマートフォン、テレビアプリを通じてアクセスし、常時約800プログラム以上が視聴可能です。特に、リアルタイムでの生放送も強化されており、多くの人々が楽しむきっかけとなっています。いまやTVerは、ただの動画配信サービスではなく、視聴者の生活の一部となっています。