新たなロコモティブの誕生
日本の高級腕時計ブランド「クレドール」が、その歴史的なモデル「ロコモティブ」を新たなデザインとして再発表します。この新作は、1979年にデビューしたロコモティブの伝説を引き継ぎつつ、現代の技術と美意識を融合させた一品です。発売日は2024年5月23日、希望小売価格は187万円(税込み)です。
ジェラルド・ジェンタ氏との特別な関係
「ロコモティブ」は、時計デザイナーの巨匠、ジェラルド・ジェンタ氏による手がけられたモデルで、そのデザインの独自性は評価が高いです。ジェンタ氏は「時計界のピカソ」と称されるほど、前衛的で多様なデザインを生み出してきました。彼とセイコーの関係は特別で、何度も日本を訪れ、クレドールのためにデザインの喜びを感じていたそうです。
この新作ロコモティブには、ジェンタ氏の願いが込められています。「クレドールを牽引し、未来を担うモデルになってほしい」という思いから名づけられたこの名作に、彼の情熱と探求心が今も受け継がれています。
時間を超えて愛されるデザイン
新デザインのロコモティブでは、深いグリーンダイヤルと精密な六角形のパターンが特徴であり、アイコニックな六角形が随所に施されています。このデザインは、光によって色が異なる様子や、変化するストライプ模様を引き立て、視覚的にも楽しませてくれます。
また、ケースやブレスレットには、ヘアラインと鏡面の仕上げ分けが施され、アイコニックな六角形が一層美しく際立ちます。ブレスレットは、なめらかに連なるデザインで、着け心地も心地よく、見た目にも華やかさを放ちます。
高度な技術を駆使したムーブメント
ロコモティブには、メカニカルムーブメント「キャリバーCR01」が搭載されています。このムーブメントは、エレガントなフォルムを実現しつつ、精度も保っています。自動巻きの手巻き機能を兼ね備え、最大で45時間のパワーリザーブに対応。高い技術力が詰まったすばらしいメカニズムです。
クレドールの特選腕時計としての魅力
クレドールは1974年に誕生し、その名は「黄金の頂き」を意味します。最高級の素材と匠の技を生かし、日本の美意識が沈み込んだ腕時計を生み出しているクレドールの名にふさわしい品質と美しさです。この新しいロコモティブモデルも、その期待に応える作品として市場に出回ることになります。
時計ファンだけでなく、多くの人々に愛されることを目指しているクレドール。歴史と伝統を重んじながらも、未来へと向かうデザインと技術が特徴です。新たなロコモティブがそのパイオニアとなることでしょう。
最後に
腕時計は単なる時間を知るための道具ではなく、持つ人にとっての特別な存在となり得ます。クレドールの新たなロコモティブは、その象徴となるかもしれません。ぜひ、その特別な体験をあなたも楽しんでみてはいかがでしょうか。