美しい秋の風景とともに楽しむ『みちのくふるさと秋灯り』の魅力

国営みちのく杜の湖畔公園が、秋の深まりとともに美しいコキアの紅葉を迎えています。今年植えられたコキアは、だんだん畑に約6,200本、彩のひろばの一部に800本。特にだんだん畑は約6,000㎡にわたる広大なエリアで、この夏の気温や降雨にも恵まれ、青々とした葉が鮮やかな真紅に変わる準備を整えています。これからの時期には、夕方の冷えも手伝って、一層の彩りを加えることでしょう。

コキアはその特徴的な丸みを帯びたフォルムから、多くの訪問者に愛されています。初夏にはふわふわしたライムグリーンの葉から始まり、秋には魅力的な真紅に変化します。その色は時折、見る角度や天候によって変わるため、訪れるたびに異なる表情を見せてくれるのも、この植物の大きな魅力です。

また、周囲にはススキも風に揺られており、落葉樹たちも徐々に色づき、本格的な秋の訪れを感じることができます。これから10日ほどが紅葉の見頃で、まさに秋を堪能できるシーズンが到来しました。

夜のイベント『みちのくふるさと秋灯り』

さらに、国営みちのく杜の湖畔公園では、11月に入ると「みちのくふるさと秋灯り」という夜間ライトアップイベントが開催されます。このイベントは、11月1日から4日、さらに8日から10日まで、計7日間の予定で、南地区のエントランスからふるさと村にかけて、LEDライトやプロジェクションマッピング、伝統的な提灯などを使用して幻想的な空間を演出します。

特に、11月9日には約300発の打ち上げ花火も予定されており、昼間の美しい風景とはまた異なる、夜の魅力を存分に楽しむことができます。この機会に、秋の夜空とともに美しい景色が広がる中、特別なひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。