天然アナツバメの巣エキスの新たな可能性
天然アナツバメの巣を原料としたブランド、BI-SUを展開するエムスタイルジャパン株式会社が注目の研究成果を発表しました。福岡市に本社を置く同社は、国立大学との共同研究により、アナツバメの巣エキスが免疫のバランスを保つ「制御性T細胞」を増強することが示唆されたといいます。この技術は既に特許として取得されており、その背景に迫ります。
研究の概要
研究が始まったきっかけは、BI-SUの製品を使用したお客様からのポジティブなフィードバック。特に、アトピー性皮膚炎に悩む方から「症状が改善した」という声が寄せられたことが、アナツバメの巣エキスの効果に対する興味を引きました。アトピー性皮膚炎は免疫疾患の一種で、症状の改善には免疫の暴走を抑えることがカギとなります。この状況から、研究チームは「制御性T細胞」に注目し、詳細に調査を進めました。
研究成果の詳細
1. 炎症性サイトカインの抑制
最初の研究結果では、アナツバメの巣エキスが炎症性サイトカインの抑制に寄与する可能性があることが示されました。炎症状態を模した細胞に対してエキスを加えたところ、炎症性サイトカインのレベルが有意に低下することが確認されました。これにより、エキスが炎症を抑える作用を持つことが示唆されたのです。
2. 制御性T細胞の増強
次に行われた実験では、アナツバメの巣エキスが「制御性T細胞」を増強する可能性があることが示されました。この効果は、免疫の暴走を抑える役割を持つRALDH2の生成に寄与し、エキスを加えた細胞でのRALDH2の増加が68%に達したことが確認されたのです。また、TGF-βも有意に増強され、83%の増加が見られました。これにより、アナツバメの巣エキスが現代医学においても重要な役割を果たす可能性があることが明らかになりました。
研究の背景と目的
この研究が始まるきっかけとなったのは、アトピー性皮膚炎に苦しむお子さんとの出会いです。その子がBI-SUの製品を使用した結果、驚くほど症状が改善されたことが、私たちにアナツバメの巣の可能性を追い求める原動力となりました。自然の恵みには、未だ科学で解明されていない力が潜んでいると信じています。
今後の展望
エムスタイルジャパンは、これからもお客様に「本物」の価値を届けることを目指します。1000年以上の歴史を誇るアナツバメの巣の神秘を科学的に解明し、確かなエビデンスをもとにした製品を開発・提供していきたいと考えています。今回の研究成果は、その一歩を踏み出す重要な出来事となり、将来的には医療分野への応用も視野に入れています。
会社概要
エムスタイルジャパン株式会社は、アナツバメの巣を用いたライフスタイルブランド「BI-SU」とペットケアブランド「MIRANEST」を展開しています。製品の品質には妥協せず、「本物」にこだわり続けています。2017年には「ツバメの巣研究所」を設立し、今後も共同研究を通じてさらなる成果を目指します。
公式ウェブサイトは次の通りです: