獣医師発のフードブランドuniamが新たな市場を切り開く
株式会社uniamは、東京都港区に本社を置く「ねこ専門」のヘルスケアブランドです。最近、その収益性と社会貢献の形が評価され、日経クロストレンドの恒例特集『未来の市場をつくる100社【2026年版】』に選出されました。この特集は、AIの進化や物価の高騰、高齢化、そして人手不足といった社会的課題を解決する企業を取り上げるもので、uniamは「生活・金融」分野での評価を受けました。
科学的根拠に基づくキャットフードの開発
uniamが強みとしているのは、獣医師自らが科学的根拠に基づいて栄養設計を行う点です。この取り組みの下、アニコム損害保険グループと共同開発した機能性ウェットフード「anicom Care Deli with uniam」では、ペット健康データを駆使し、愛猫の健康をサポートすることを目指しています。このようなデータドリブンなアプローチは、キャットフードの新たなスタンダードとして注目されています。
データの力で未来のヘルスケア
uniamは、保険請求データや腸内フローラの検査データ、さらには医学的エビデンスに基づいて商品開発を行います。こうしたアプローチにより、食事内容だけでなく、生活環境や生体データをも考慮した新たな栄養素設計が可能になります。また、獣医学とテクノロジーの融合により、キャットセントリックなヘルスケアモデルを構築することを目指しています。
店舗展開と地域貢献
uniamは、2025年に猫の健康寿命延伸に向けた研究を始める予定です。この研究によって、猫が必要とする栄養素をもっと深く理解し、健康維持に役立つ新しい製品の開発につなげます。また、大学や研究機関との連携を強化し、実際の家庭環境でデータを収集・分析することで、より実用的なソリューションを提供することを目指しています。
未来への展望
株式会社uniamの代表取締役杉本亜衣は、共同事業が次世代の市場を変える取り組みとして評価されたことを喜んでいます。彼女は、「フード選びにおける曖昧さを排除し、確かな信頼を社会実装することが私たちの使命です」と語り、獣医学とクリエイティブの力を融合させ、「未来の当たり前」を築くことを宣言しています。
企業情報
株式会社uniamは、「ねこの健康を食事で支える。」というミッションのもとに、獣医師が中心となって開発を行っています。食品業界におけるその革新的なアプローチは、これまでの常識を覆し、ペット業界に新たな価値観をもたらすことでしょう。興味がある方は、ぜひ公式サイトを訪れてみてください。
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