新しい出会いの場「CONCEPT STORE SEE?」
新たに神戸市にオープンした「CONCEPT STORE SEE?」は、アートとカフェを融合した新しいコミュニティの拠点であり、来訪者に新たな価値観を提供することを目的としています。このコンセプトストアは、アートを通じて日本人アーティストを国際的に発信するためのプラットフォームでもあります。
アートとカフェの融合
「CONCEPT STORE SEE?」は、単なるカフェやギャラリーにとどまらず、利用客が気軽にアートを楽しめる環境を整えています。特に若い世代、特にZ世代をターゲットとしており、手軽に入門できる店舗作りと、SNSでの発信を重視しています。店内では写真撮影が奨励されており、隠し扉やVIPルームなどの特別な体験も用意されています。これにより、アートへの興味を持つ若者の集客につながっています。
アートディレクター楊聖年の手腕
このプロジェクトの中核を担うのが、アートディレクターの楊聖年(SHENG NIEN YANG)です。彼は台北で生まれ、カリフォルニアで育ったアジア系アメリカ人アーティストであり、ニューヨークのパーソンズ大学で修士号を取得した後、日本の神戸を拠点に活動しています。彼の敏腕により、選ばれたアーティストの作品が展示され、国際的な市場においてその価値が認められつつあります。
時代背景とオープンの理由
近年、アート作品はデジタル化が進み、特にNFTアートが市場を席巻しています。2021年にはNFTアートの販売額が前年比100倍の26億ドルに達するといわれる中、現代アートやデジタルアートに対する需要は急速に高まっています。これに対抗すべく、アーティストが時代の流れに取り残されないように、「CONCEPT STORE SEE?」の設立が決定されました。
未来に向けた取り組み
店舗は、中国での飲食ビジネス経験と国際的なネットワークを活かし、アートギャラリーとカフェの機能を並行して展開しています。今後は、NFT、ブロックチェーン技術を介して、アーティストの可能性をさらに広げることを目指します。また、国際的な芸術交流の場として、外国人アーティストや訪日観光客を対象としたイベントも積極的に企画しています。
SNSマーケティング戦略
「CONCEPT STORE SEE?」は、SNSの力を利用して短期間での集客を実現しています。特にInstagramのアカウントは、オープンから3ヶ月で1,200人以上のフォロワーを獲得し、土日や祝日には県外からの来客が増加しています。アート作品への問い合わせも増えており、将来的にはギャラリー部門の集客にも繋がると期待されます。
アートの購入証明とNFT化
さらに、アーティストのサインをNFTとして発行し、それを持つ顧客には将来的に特典として優先購入権が付与される計画も進めています。これにより、アートの購入がより手軽に行えるようになるほか、アート市場全体を活性化する一助となるでしょう。
「CONCEPT STORE SEE?」は、神戸市中央区中山手通に位置し、アートとカフェというユニークな融合体験を提供しています。ぜひこの新しいスペースを訪れて、アートとカフェ文化の新たな魅力を体験してみてください。
店舗情報
住所:神戸市中央区中山手通4-11-20
営業時間:12:00-21:00(金:17:00-21:00)
公式Instagram:
concept_store_see
運営会社情報
パートナー企業:株式会社Agoraxa
代表取締役:鈴木時之進
本社:東京都杉並区高円寺南2-40-23
設立:2022年9月
公式HP:
Agoraxa