パソナナレッジパートナーが特許事務所向けに新BPOサービスを導入

パソナナレッジパートナーが新たにBPOサービスを開始

株式会社パソナナレッジパートナーが、特許事務所向けに新たなBPOサービス「PIPBOT for firm」の一環として、4月8日から「外国出願事務サポート」の提供を開始します。このサービスは、デジタル化や生成AIの進展に伴い、特許事務所が直面する課題に応えることを目的としています。

新たなビジネス環境に対応

昨今、特許事務所はさまざまな変化に直面しています。国際競争が激化し、特許出願の戦略もこれまで以上に重要になってきました。特に、日本企業が海外で技術や製品を展開する際、適切な知的財産管理が求められます。そのため、日本の特許事務所は外国での出願や権利化において、より効果的なサポートが必要とされています。

PIPBOT for firmの多彩な支援内容

「PIPBOT for firm」は、各国の法制度に基づいた手続きを是正することを目的としたBPOサービスです。具体的な内容は以下の通りです。

1. コンサルティング: 知財管理業務フローやルールの構築を支援し、データベース導入のサポートも行います。
2. 案件管理: 書誌情報や必要項目のデータベースへの入力、手続き期限の管理など、案件の的確な追跡を行います。
3. 現地代理人との連携: 必要な手続き書類を現地代理人とスムーズに受け渡しします。
4. 法制度に基づく申請書類: 各国の特有の法制度に従った申請書類の作成や手配を行います。

さらに、先進国だけでなく新興国の特許制度にも対応しており、現地代理人の紹介やスムーズなコミュニケーションを図るためのサポートも提供されます。特に、米国特許のIDS（情報開示陳述）やインド特許に関する対応も含まれています。

日本のイノベーション促進へ

パソナナレッジパートナーは、全国の特許事務所を対象に、知財エコシステムの構築に寄与するとともに、日本企業のイノベーション推進に貢献することを目指しています。「PIPBOT for firm」のサービスを通じて、国内外のビジネスシーンで競争力を高められるような体制を整えていくとしています。

この新しいBPOサービスにより、特許事務所は業務効率を上げ、さらには国際的な競争においても確固たる地位を築くことが期待されています。特許業務のデジタル化やAIの導入が進む中、パソナナレッジパートナーは業界の最前線を走り続けています。