ブロードリーフとSALES GOのさらなる成長への道
株式会社ブロードリーフ(東京都品川区)は、顧客・営業管理システムの国産SFAを展開するSALES GO株式会社(東京都中央区)に対し、6.5億円の追加出資を行った。この出資は、両社のシナジーを最大化し、中期経営計画の実現に向けた重要な戦略投資となる。
出資の背景と目的
ブロードリーフは2022年に発表した中期経営計画において、モビリティ産業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進し、ユニークなプラットフォームカンパニーへと進化することを目指している。この目標を達成するためには、SFAの充実が不可欠であり、SALES GOはその戦略子会社として重要な役割を果たしている。
これまでの投資総額は11.8億円に達し、SALES GOは卓越した営業支援の実績を持ち、1,000社以上の顧客にサービスを提供し続けている。特に、販売管理システム『SALES GO ISM』の開発により、企業の営業活動のデジタル化と売上向上に寄与している。
追加出資の影響
追加の投資によって、SALES GOは事業基盤の強化を図り、ブロードリーフグループ全体の競争力と収益の増加に寄与することが期待されている。具体的には、以下のような施策が推進される予定である。
- - SFAの開発加速: 顧客ニーズに応じた機能強化やユーザー体験の向上を図り、市場での競争力を高める。
- - 組織体制の強化: 開発や営業体制を拡充し、優秀な人材を獲得するための投資を行い、事業成長基盤を作り上げる。
- - ブランド認知の拡大: 国産SFAとしての特徴や実績を広く発信し、より多くの企業にその価値を伝える。
SALES GOの役割と展望
SALES GOは、営業生産性向上を真剣に追求し、国産SFAの発展に寄与することを使命としている。プラットフォームの拡張とともに、営業戦略設計やインサイドセールス支援といったサービスを提供し続けることで、顧客にとって「売れる仕組み作り」の実現を目指している。これらの取り組みは、企業の営業活動のデジタル化を進め、売上向上に寄与するものとなる。
新たな追加出資を背景に、SALES GOはさらなる成長を続ける意向であり、ブロードリーフとの連携によって、より一層のシナジーを生むことで、今後の市場での競争力を高めていくことが期待されている。営業支援に特化した国産SFAの進化は、今後も多くの企業に新しい価値を提供するであろう。
会社情報
SALES GO株式会社
1,000社と2,000商材の営業支援実績をもとに、先進国の中で最も低い営業生産性の向上を目指し、国内で最新のSFAを開発・提供している。
株式会社ブロードリーフ
モビリティ産業のプラットフォームカンパニーとして、様々なSaaSやマーケットプレイスサービスを展開しながら、常に進化を続けている。
この出資を通じて、両社のさらなる発展と業界への影響が期待されている。特に今後の事業展開に注目が集まる中、デジタル化が進む業界において、どのようなサービスが提供されていくのか、期待が膨らむ。