GI産品を守る取り組み
2024-02-28 11:53:03
株式会社INXIが農林水産省支援で日本のGI産品を守る
株式会社INXIによるGI産品の保護施策
東京都港区赤坂に本拠を置く株式会社INXIは、最近農林水産省より委託を受けた支援プロジェクトを通じて、日本の地理的表示(GI)産品を守る取り組みを行っています。このプロジェクトは、「令和4年度輸出環境整備緊急対策委託事業」として知られており、海外での模倣品や冒認商標から日本のブランドを保護することを目的としています。
プロジェクトの概要と目的
このプロジェクトでは、INXIはイタリアのTutela Digitale社と提携して、フランスにおいて日本のGI産品に関するオンライン情報を監視しています。具体的には、229品目以上の日本のブランド食材や製品について、SNSやニュース記事、オンラインレビューなど様々なチャネルを通じて行われる投稿を分析。これにより、模倣品の発見や消費者の反応をリアルタイムで把握し、適切な対策を講じることが可能になります。
LinkMonitorの機能
INXIが活用しているツール「LinkMonitor」は、英語をはじめ187言語に対応したソフトウェアサービスです。1億5,000万以上のオンラインソースから、ブランド、製品、人物の評判をリアルタイムで分析することができるため、国際的なマーケットでも非常に有用です。このツールを用いることで、ただ情報を集めるだけでなく、得られたデータをもとに戦略的な判断を行えることが大きな特徴です。
海外対策の重要性
日本の農林水産物は、その高い品質と独自性から海外市場でも非常に人気があります。しかし、それに伴い模倣品が横行するリスクも増加しています。GI産品を守ることは、日本の農業や食品業界の信頼性を維持するうえで重要な施策であり、INXIのプロジェクトはこの目的に大きく寄与しています。
今後の展望
INXIは今後もこのプロジェクトを通じて、日本のGI産品を保護し、国内外の消費者にその価値を伝えていく考えです。地理的表示の正当性を示すことは、日本の農業と食品業界のみならず、ブランドイメージの向上にもつながります。引き続きLinkMonitorを駆使し、模倣品対策に注力していくことで、より安全で安心なおいしさを世界に届ける取り組みを進めていきます。
まとめ
海外市場での日本のGI産品の価値を守るために、INXIが行っている取り組みはますます重要性を帯びてきています。LinkMonitorをはじめとした先進的なツールや戦略を駆使し、日本の食文化を引き続き支えていく施策に期待しましょう。
会社情報
- 会社名
-
株式会社INXI
- 住所
- 東京都港区赤坂1-12-12榎坂ビル3階
- 電話番号
-
050-5536-5521